競馬評論家の天馬が
中央競馬を辛口批評。
【トーク】
中央競馬にもの申す
水増しとサバ読む回数
朝日杯3歳ステークスは下馬評通りグラスワンダーが優勝した。このレー
スは確かに創設から数えて49回である。昭和24年12月に中山競馬場で第1回
を行った。距離は昭和33年まで1100bで行っているが、34年から36年まで3
年間を1200bにしており、37年から1600bに定着している。それが平成3年
から牡馬、セン馬に限定した。
それまでに牝馬も7頭が優勝しているが、平成3年からそれがなくなった
のである。牡馬、牝馬でそれぞれのステークスにして、GIの格をつけた。
牝馬を引き受けたのが阪神3歳ステークスであるが、これも昭和24年12月に
第1回を行っている。平成3年からレースの性格は大変わりしたが、その回
数は引き継いだ。
レースの性格が大きく変わるとしたら、その時に回数も改めたい。引き継
いで数えることはサバを読むことになる。競馬は伝統を誇りたいが、サバ読
みはその伝統を揺るがしかねない。3歳馬ステークスを牡、牝に分けて2つ
のGTレースも水増しである。しかもレース回数をサバ読みという有様だ。
これには大いに抵抗を感じる。
こんなことを平気で続けたら、JRAのやることにいちいち疑問が生じか
ねない。3歳馬ステークスの牡、牝混合のころに優勝した牝馬は、その後に
女傑と呼ばれたのもいた。現行のレース体系はほとんど牡、牝を分けている
が、女傑が出現しなくなっており、何とか女傑が出現のレース体系に改正し
たいものである。まずはレース回数でサバを読むことはやめたい。