競馬評論家の天馬が
中央競馬を辛口批評。
【トーク】
中央競馬にもの申す
年末、年始に競馬が空きすぎる
平成10年の競馬開催日程が発表された。正月(京都)競馬は5日が初日で
6日に続いている。月、火曜日だ。あとは例年通り土、日曜日の開催になる
が、開幕を5、6日にしたのは納得いかぬことである。9年の競馬が12月20、
21日で終了だが、その後、10年1月5、6日まで2週間、半月も競馬が空く
わけだ。
競馬好きのファンにとっては、しびれが切れるに違いない。競馬マニアな
らアレルギーが発症しそうだ。3、4日の正月きっての最大の紋日を外して
いるが、売り上げ減少傾向のJRAにして商売気がなさすぎる。もっとも、
3日は交通機関が混雑でその配慮から外しても、4、5日は開催したい。
“大名商売”もいいところだ。
その間に関西では園田か、姫路の地方競馬が開催ならそこに足を運ぶファ
ンもいるかしれないが、そんなことで地方競馬振興に手を貸すより神戸ウイ
ンズと同様に梅田、ナンバウインズを地方競馬に使用させたい。せっかくの
正月開催で4日の日曜日を外すなんて、およそ“遊びの業種”を営むという
自覚がJRAにはない。
“遊びの業種”は他人が遊ぶ日や休む日に仕事をするが、もしJRAの人
がそれを嫌うなら“遊びの業種”に就かぬことである。JRAで働く人は、
それを覚悟のはずと思う。4日に開催初日なら2日が追い切りであるが、初
荷もこの日であり、初追い切りができて縁起もよいといえる。競馬は水商売
で、こうした縁起もかつぎたい。