競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



秋華賞は三冠レース外

 4歳牝馬はオークス馬のメジロドーベルがオールカマーで古馬を下して1 勝。桜花賞のキョウエイマーチもローズステークスで人気の外国産馬を振り 切って逃げた。桜花賞・オークス5着のオレンジピール、桜花賞7着、オー クス4着のプロモーションはクイーンステークスで5着と1着。シーズン明 けの滑りだし順調である。  これらは秋華賞(京都、10月19日)で激突だ。その距離が2000でそれぞれ がシーズン明けを戦ったレースから推し量りやすいが、それだけに当日のレ ースのアヤも関わりかねない。人気の外国産馬が巻き返しなるか、これまた 気をもむところである。秋華賞には外国産馬も出走可能で、これが他のクラ シック5レースと違う。  エ女王杯が秋華賞の前身であるが、昭和61年にメジロラモーヌが桜花賞・ オークス・エ女王杯を優勝。これをマスコミが4歳牝馬の“三冠”達成とは やし立てた。これは正しくない。外国産馬が出走のレースを、一冠の1戦に 入れることは間違っている。4歳牡馬の“三冠”レースには外国産馬が走れ ない。  今年は桜花賞・オークスの勝ち馬が異なって秋華賞で牝馬の“三冠”呼ば わりの間違いをしないで済むが、4歳牝馬も“三冠”獲りなら菊花賞に挑戦 しなければならない。JRAは公正競馬をいつも口にするが、正しい競馬の 呼び方もPRしたいものである。秋華賞で“牝馬三冠”呼ばわりの誤りをし ないように、JRAとしても防ぎたい。