競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



Gレースで秋の開幕を飾る

 東西中山、阪神で秋競馬を迎えた。その開幕を飾って京王杯オータムH、 朝日チャレンジCがそれぞれ行われている。レースはGVのグレードであっ たが、両レースとも秋競馬に夢を膨らます顔ぶれが揃わなかった。頭数も京 王杯オータムHが10頭立て、朝日チャレンジCは9頭立てで、馬券も馬連を やっと成立できている。  また、京王杯はハンデ重量でレースにアヤをつけたが、朝日CCは別定重 量であり、わずかに例の少ない4歳馬が出走して興味をつないだ。やはりシ ーズン開幕のGレースは、休養明けの大物が顔を出してこその値打ちがある。 以前はシーズン開幕には特ハン(特殊ハンデキャップ)と」呼ぶレースを一 場所(開催)1レース行った。  その場所(開催)中の他のハンデキャップに特殊な呼び名をつけてレース の地位も高くしている。そこには休養明けでも仕上がりに自信を持つ大物は、 ハンデを背負って出走したものである。大物で仕上がりに手応えのない馬は オープンレースに出走した。それも若い騎手を乗せているが、現在はこの習 慣がなくなっている。  シーズン明けにして、どのレースもGがついてファンを無条件に馬券に飛 びつかせるが、昔は大物でもその仕上げに自信がなければ特ハンへ出走して いない。それが競馬の示す良心といえるが、その習慣がなくなっても、良心 は持ち続けてほしいものである。京王杯オータムH、朝日Cは別項通り。フ ァンはどう受け取ったであろう。