競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



2年がかりで小倉改築

 夏競馬のフィナーレを飾るのは3歳ステークスが受け持つことになる。北 の札幌はどうやら逸材が揃うようだが、南の小倉は少し駒不足のような感じ だ。としても、夏競馬を締めくくるのだから、秋競馬の重賞レースにつなが る馬が出てもらいたい。そして小倉でデビューの3歳馬は来春の重賞で活躍 を期待したいものだ。  来年は小倉競馬が休止する。この夏競馬が終了したら、すぐ9月からスタ ンドの改築工事に着工予定だ。10年と11年7月まで工事が続けられる。再来 年の夏競馬は新装のスタンド、馬場、入場門などで迎えるわけだ。その間も JARは商売気を出して、競馬場のウインズ代行は現在の駐車場一部で続け て行う。  改築のスタンドは6階建てになって全館空調を完備する。3階以上は前面 がガラス張りでJRA傘下の競馬場スタンドの趣と変わらない。この傾向は スタンドが大きいか、小さいかの違いだけで競馬場の特徴がないことになる。 阪神競馬場はその下見所で特徴を出したが、好評、不評が半ばというところ だ。  その阪神競馬場のスタンド下は内部が迷路まがいで、その往来に気をつか わされる。またスタンドからの出口が広くても一つの通路で、何かの時にパ ニックを起こしかねない。新奇を狙ったことによるが、小倉は奇をてらわぬ ことが望まれる。その特徴はモノレールからの客受けに出すらしい。スタン ドの1階はもちろん、2階にも入場可能な形が設計されている。再来年を待 つ。