競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



他場予想で読者サービス

 中央競馬は開催一日の売り上げで場内(競馬場)が約1割強、場外(ウイ ンズ)が約9割弱を占める。それで、JRAはその予想をマスコミに任すが、 ギャンブル主催者として当然であり、マスコミも読者サービスで協力を惜し まない。その一般紙で予想の扱いが旧態依然のようだ。重複開催で地元分だ けという扱いが多い。  一般紙に勝ち馬予想が扱われて中央競馬が同種競技の中で高い地位にある が、これは前にも書いた通り、それでせっかくの予想が読者の競馬ファンに 重宝か疑問を感じる。例えば、新潟の地方紙が開催の新潟だけの予想では、 読者サービスにならぬと思う。重複開催の小倉、札幌でGレースがあったら、 その予想も扱ってこそサービスである。  競馬でファンの志向はその売り上げが示す。例えば、新潟の未勝利レース より小倉、札幌のGレースがうーんと売れる。それが遠隔地であっても、映 像によってリアルタイムな観戦も可能だ。時代は距離をなくしている。新潟 の地方紙が小倉、札幌のレース予想を掲載してもおかしいどころか、読者の 要望を満たすにほかならない。  関西で競馬中継のV局テレビはその日の重複開催に合わせて、それぞれの 特別レースを放送する。これは競馬ファンに有難い。それで思うのが、活字 メディアが重複開催について理解不足である。3場重複が定番にも近いが、 その時代に地元開催の予想のみ扱うは今日的でない。GTレースはもちろん、 GU、GVレースなら地元分と併せて他場分の予想もあって読者サービスで ある。