競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



競馬中継はゆ着の思い

 27日の日曜日は関西の競馬ファンにとっては“踏んだり、蹴ったり”の大 厄日だった。26日は雨で助かっている。27日はU局、V局ともに競馬中継が なかった。ファンは馬券を買って、そのレースが見られない。そんなありさ まで馬券を売るJRAも無神経だ。しかも、函館、新潟、小倉という遠隔地 である。「ちょっとひとっ走りで」行けぬ競馬場だ。  これについて、JRAは「競馬専門テレビでどうぞ」と言うに違いない。 その競馬専門テレビは有料である。また、受信には機器、設備で5〜6万円 の出費をしなければならない。ファンに「競馬専門テレビを」と勧めるなら、 無料が必須条件である。その受信設備の負担はやむを得ないが、月々の有料 はひどい。  ファンに馬券を売ったら、その結果を速やかに知らすのが義務である。そ れを電波メディアによって、競馬の実況中継という手段で知らせるが、それ が時によって27日のような事態にならぬとも限らない。そのカバーを競馬専 門テレビがしても、高額な設備と有料であって、JRAのひとり合点だとい える。思い上がりのそしりも免れない。  いつもJRAは「ファンサービスに努める」といっているが、その現実は 「ファンサービスどこ吹く風」といったありさまである。関西地区のU、V 局のテレビなどはゆ着かと思うほど、少しも改善されていない。JRAも少 しは心して、ファンサービス体制を改める必要がある。今は改革ばやりであ る。JRAがそれに乗り遅れているような気がしてならない。