競馬評論家の天馬が
中央競馬を辛口批評。
【トーク】
中央競馬にもの申す
世間の中に競馬がある
先週(7月19、20日)は大雨が嘘のように晴れ上がった。その前週(7月
12、13日)は大雨でも小倉が開催している。初日は小降りであっても、同じ
九州で土石流被害が出たのを知りながら開催したことは反省しなければなら
ない。九州の人びとが競馬にどんな感情を抱いたか、いわば世間に対して無
神経な開催であった。
「競馬開催の益金からお見舞いを出したい」ぐらいを言って開催なら許せ
る。本来なら、同じ九州で大雨の被害が出ていれば、7月12日(土)は開催
中止である。その遠慮の気持ちが世間に共感を呼ぶに違いない。そうあって
こそ、世間の中で競馬が成り立つことになる。世間の情況や感情を無視して
開催してならない。
このへんを初日の開催に当たってJRAが考えたであろうか。何度もいう
が、競馬は世間の中にあり、その世間の感情を考えて開催云々を決めたい。
JRAの役員も競馬社会の中で育った人は、時に世間の感情を忘れがちにな
る。7月13日と14日は天候がよかった。この2日間で初日、2日目が開催で
きている。
万が一にその13日、14日も悪い天候だったら次週と次々週の金・土・日の
3日間開催という手がなくもない。初日(7月12日)のように雨が降り続く
中で開催しても、ファンが競馬にひたれたか疑問である。ファンもせっかく
の競馬に打ち込める環境を待って開催したい。また、開催について世間の感
情も忘れぬことである。7月12日の競馬開催は反省材料としたい。