競馬評論家の天馬が
中央競馬を辛口批評。
【トーク】
中央競馬にもの申す
心の相克を押さえて優勝
春の天皇賞を優勝した田原騎手が高松宮杯(5月18日)にフラワーパーク
で連覇をかけてくる。春の天皇賞はマヤノトップガンとして珍しく追い込ん
で勝った。それはちょうどステップとした阪神大賞典の勝ちぶりを再現して
いる。その戦法は天皇賞優勝の感想を聞いて田原騎手が立てたレースであっ
たらしい。
そのマヤノは春の天皇賞へ王道を歩んでいる。これは坂口大調教師の策の
ようだ。阪神大賞典の勝ち馬が春の天皇賞へ結びつく例が多い。そこで後方
待機から追い込むレースを試みて成功した。天皇賞馬サクラローレルは先の
実績に頼ってぶっつけ本番である。またマーベラスサンデーは疾病で阪神大
賞典の出走を控えた。
この経緯から春の天皇賞でマヤノが勝率として高い。インターネットの
“競馬ニホン・ホームページ”で「チップ」予想に「春の天皇賞は三強から
優勝馬が出る。その確率はマヤノ4割、マーベラス3割5分、サクラ2割5
分」と書いた。そのフタを明けてみればサクラが1番人気、マヤノは2番人
気である。
これは同馬、いや騎手が時にポカ負けを犯す。それをファンが用心したよ
うである。馬、騎手ともに春の天皇賞は勝ちたい。この執念がレースに出て
「はやまってはいけない」と自戒と闘志が心で相克したようである。それを
克服して田原騎手が春の天皇賞を優勝した。同騎手に生涯で忘れられぬ一戦
である。そして後世に残る名勝負だった。