競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



「これが本命」いない

 桜花賞のキョウエイマーチ(優勝)に次いで、松永幹が皐月賞のメジロブ ライトにまたがる。キョウエイはトライアルで圧勝して本番へ臨んだ。メジ ロブライトはトライアルで惜敗している。そのスプリングSはメジロが「負 けて強し」の印象であった。単勝21.6のビッグサンデ−が約半馬身差で勝っ ている。  メジロは例によって最後方につけて進んだ。3角から大外を仕かけて出て いるが、レ−スの流れがスロ−であり、2着で精いっぱいにみられる。この 最後方づけを是正せねばならない。また、馬体を前走比で10`減で早くも仕 上がっている。本番までどう体調を維持してくるだろう。かなり課題を残し た2着。  一つ前のトライアルの弥生賞でランニングゲイルが優勝した。大型馬であ る。これも最後方につけて進んで、3角から一気の仕かけが成功した。2着 に3馬身の差をつけているが、かなり手応えを残して余裕も感じられる。桜 花賞の追い日に武豊が乗ってハ−ドな調教をしていたが、本番へソツなく駒 を進めて行きそうだ。  関西から東上最終便の毎日杯を優勝したテイエムトップダン、同2着のヒ ダカブライアンが岡部起用でともに油断ならない。また、関東馬で弥生賞1 番人気のエアガッツが7着に敗れているが、その変わり身、またもうひとつ のトライアル若葉S優勝のシルクライトニングもレ−スの流れ次第で上位を 脅かしそうである。正直いって「これが本命」はいない。