競馬評論家の天馬が
中央競馬を辛口批評。
【トーク】
中央競馬にもの申す
トライアルの在り方
トライアルレースは、前哨戦と心得ている。そのトライアルが本番と同じ
コース、同じ距離で戦わすが、これは何とも納得がいかない。本番の興味が
大いに薄れる。競馬人気が盛んだからこんなことをやれるんだと思う。トラ
イアルを本番と同じコース、同じ距離でやることは愚かしい。
馬には出来、不出来、好調、不調がある。としても、本番と同じコース、
同じ距離で勝った馬が本番に臨んで負けたら、どう言い訳をするんだ。出来、
不出来、好調、不調をいっても始まらない。そんな危惧を排除することこと
からも、距離は本番と同じにしないのが賢策である。JRAは今日の競馬人
気におぼれていないかと言いたい。
同じコースで距離を少し短くしてトライアルが行われてこそ、本番への興
味も大いに沸くことになる。どうしても本番と同じ距離でトライアルを行い
たいならコースを変えたい。例えば桜花賞なら、阪神で同じ距離を使わずに
同時開催の中山か中京で行う。これなら本番への興味をそがずに、かえって
興味がつのるかもしれない。
何としてもトライアルと本番がコースと距離を同じにして行うことは競馬
の興味に大いに関わる。このことはよく覚えて置いてもらいたい。競馬人気
が盛んなら興味落ちをカバーしてくれるが、競馬人気が下火になったらたち
まちに興味落ちが入場者や売り上げに現れる。本番に興味が増すようにトラ
イアルレースは行いたい。