競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



年頭3日間開催は失敗

 来年のことをいうと鬼が笑うらしい。それを承知で来年(平成10年)の正 月競馬日程について申し上げる。JRAは年頭3か日を休むようだが、遊び の人たちを迎えて行う競馬であり、その3か日はいわゆる紋日になるものだ。 しかし、人出の緩和で3か日は競馬など開催を自粛するよう、その筋から求 められている。  4日はその限りでない。来年は日曜日である。3日が土曜日、日曜の4日 で年頭を開催したいが、3日はその筋がだめ。それなら4日と5日(月曜日) で第1週を組みたい。問題は3日に前日業務で出勤になるが、「3か日は休 む」にかかわる。3日を休んだら、4日の日曜日は開催できない。これはJ RAが考え直すことである。  1月4、5日を正月第1週としたら2日が“追い切り”になる。2日は世 間で物事の始まりの日だが、ちょうど“初追い切り”というわけだ。縁起も よろしい。勝負の世界で縁起も大事である。これまで正月年頭の3か日を休 んできたことから3日出勤に抵抗はあるかもしれないが、競馬という業種に 身を置くなら世間並みに休日を取れぬと覚悟したい。  公安関係、交通機関は年頭も年末も動いている。また近ごろは元旦に営業 のスーパーマーケットも増えた。このような時代にJRAが「年頭3か日は 休む」にこだわることは許されない。今年の正月年頭の3日間は初日の5日 を除いて6、7日は売り上げ減である。年頭の開催は競馬で働く人に少しの 犠牲を強いるかもしれないが、世間が歓迎の日程を組みたい。

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