競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


ファン投票レース年1回


 「関西でも外国馬を走らせろ」の声に応えて、やっと平成9年から宝塚記念

がそのレースとなる。外国馬を走らすことで新しいレースを設けていない。こ

れは大いに賛成である。ところが、宝塚記念はファン投票レースとして親しま

れている。そこに外国馬が走る。レースの性格は大幅に変更だ。これをJRA

は説明をしていない。

 宝塚記念は有馬記念と並ぶ2大ファン投票レースである。その片方に外国馬

が割り込むわけだ。この外国馬とファン投票馬の頭数などちゃんと広報しなけ

ればならない。この際である。宝塚記念のファン投票をやめたらどうだろう。

競馬で年2回もファン投票レースは要らない。年1回にしてグランプリレース

の名に戻すことだ。

 そしてグランプリレースは年末の阪神か、中山かで交互開催にしたい。こう

あってこそ日本一争いの“グランプリ”である。阪神と中山でファンの受け入

れ数で差があって、東西の交互開催にしたい。本来は優勝馬の本拠地開催で最

適であるが、優勝馬が年末まで分からず、JRAとして番組作製で困る面もあ

る。

 それで交互開催に譲ったが、何としても関西のファンに日本一争いのレース

を間近で観戦させたいものだ。JRAは売り上げ面でどうして関東偏重になっ

ているが、場外馬券が売り上げの8割以上を占めており、少しでもレース施行

について関東偏重を是正したいものである。宝塚記念に外国馬を走らすことで、

ファン投票レースを年1回に考え直したい。