競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


Gレース過多リストラ


 関西でGTレースの阪神3歳牝馬Sが済んだ。次週(12月8日)には関東の

中山で朝日杯3歳Sを行う。これで3歳馬のGレースは終了しない。関西の阪

神でGVレースのたんぱ杯3歳Sが(牡馬と騙馬)があって、関東の中山でG

VレースのフェアリーS(牝馬限定)を行う。この間に中京で3歳S(牡牝混

合)もある。

 今さらでないが、3歳馬レースがいかにも多い。水増しもいいところである。

これは旧に戻して東西でGTレースが二つあっても阪神3歳S、朝日杯3歳S

で、牡、牝混合にしたい。牝馬限定の3歳馬レースは中京3歳Sを当てる。そ

の他の3歳馬レースは普通の特別戦にしたい。それでこそGレースの値打ち、

格調が生まれる。

 3歳馬の間は「牡、牝で力量差があまりない」といっていい。しかも、牡、

牝混合でも性別で重量差がついている。何の不都合もない。東西で同じ牡、牝

混合のGTレースをそれぞれ行っても、現行の3歳馬レース過多と比べて「な

んぼかマシ」だ。Gレースの看板を掲げたらファンが飛びついてくるが、「え

え加減にせよ」である。

 4歳馬、古馬の重賞レースも多い。それをリストラしてこそ、本当の意味で

ファンを引きつけられる。しかし、平成9年からダートのGTレースを設定す

ることは双手を上げて賛成したい。遅きに失している。ともかくJRAの役員

も官僚の悪しきところをまねてはばからないが、行政改革という火の手が上が

っており、JRAも「他山の石」にしたい。