競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


ツケ落ち、手落ちあり


 21日にJRAが平成9年度の事業計画を発表した。ファンの関心も大の4

歳馬5大クラシックレースと春秋の天皇賞は平成11年まで外国馬に開放しな

いとしている。皐月賞トライアルの弥生賞を平成9年度からは内国産馬限定

にしたが、肝心の秋華賞は混合レースのままで残した。これはツケ落ちであ

る。牝馬三冠に外国産を出走させるなど理解できない。

 ジャパンCなどの国際レースが増えた。平成9年から宝塚記念、鳴尾記念、

平成10年からマイルチャンピオンシップ、スワンステークス、平成11年から

エリザベス女王杯があてられる。一挙にしないで段階的にしたが、これは生

産者に気をつかったもの。また、宝塚記念はファン投票であっても、外国馬

を対象から外すなど、細部規定は後日の発表にした。

 宝塚記念が外国馬に開放され、同じファン投票レースの有馬記念をどうす

るのか、これには何も触れていず、現行で推し進めていくように思える。4

歳馬5大クラシックレース、春秋の天皇賞が外国産に開放されたとして有馬

記念も外国産の混合だけでいくつもりだろうか。ちょっとすっきりしない話

だ。

 この有馬記念の取り扱いや、秋華賞を混合でなくて内国産馬に限定など、

JRAとして早急にファンへ向けて方針の発表があってほしい。せっかくの

平成9年度の計画発表であるが、ファンが一番関心大の有馬記念について触

れていず、また秋華賞の混合をそのままにした訂正など速やかに発表してほ

しいものだ。