競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す


GTレースで“ひと叩き”


 GTレースが10連戦と、はやし立てる。10月20日の秋華賞から12月22日の有

馬記念まで、京都、東京、中山、阪神に分かれて秋の天皇賞(10月27日)、菊

花賞(11月3日)、エ女王杯(11月10日)、マイルCS(11月17日)、ジャパ

ンC(11月24日)、阪神3歳牝馬S(12月1日)、朝日杯3歳S(12月8日)、

スプリンターズS(12月15日)が並ぶ。

 まさに豪華版であるが、それは水増しもしている。例えば4歳馬なら秋華賞

に出走してエ女王杯へ挑むことが可能だ。GTレースで“ひと叩き”できる。

秋華賞は1着が8900万円、エ女王杯は1着が1億円である。GTレースで“ひ

と叩き”は大それたことだが、JRAがこのようにレースを設定したのだ。フ

ァンこそ迷惑極まりない。

 GUやGVのレースでも時として“ひと叩き”が見られる。少し甲羅を経た

ファンは、競馬に“構えて”かかって、GU、GVも無条件に飛びつかない。

新しいファンはGレースという看板を信用してかかる。そこにJRAがつけ込

むのだが、マスコミがその注意を喚起したいところだ。

 ファンの目が肥えていれば、競馬を“生臭い”物にみてかかる。逆説的だが、

そうあってこそ競馬が分かってくるのだ。例としてもエ女王杯で4歳馬が前走

に比べてどんな走りをするか、これを見定めたいところである。何としてもG

レースが多い。Gレース過多である。JRAはこれを是正してかからねばなら

ない。やがてファンがそっぽを向くことになる。


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