競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



馬の顔を紋章につける

 新年号の“優駿”誌で京谷理事長の抱負を読んだ。聞き手が当代有数の評論 家であり、まさに「読み応えあり」である。こういって悪いが、“優駿”誌の 記事の中には歯の浮くような「競馬礼賛」が多くて手に持ってもパラパラとめ くるぐらい。この対談は一読に値する。まだお読みでない向きには勧めたい。  ただ、評論家など文化人は趣味で競馬になじんでも、何かの拍子で身を引い てしまう。あのテレビの11PMで売った人など好例だ。このたびの評論家には そのテツを踏んでもらいたくない。新年でこの“トーク”も理事長に申し上げ る。JRAの紋章を取り替えたい。競馬場、ウインズの建物に馬の顔をデザイ ンしたマークをつけている。  これを紋章にもしたい。建物につけて、なぜ紋章として襟につけぬのかが分 からない。襟の紋章は菊の御紋章まがいのものである。前に馬の顔をJRAの シンボルマークとして制定した時、紋章にもする予定であった。それがJRA 内の反対で実現せずに今日に至っている。現在の紋章はデザインとして優れて いない。  旧の日本競馬会が創立した時に職員の器用な人が当時の競馬場の数を馬蹄の 形でデザインした。それが菊の御紋章を崩したようにみえる。馬の顔は一流デ ザイナーが作り出した。馬で大企業も凌ぐ給与を受けて、その馬を紋章に嫌う のは恩知らずもはなはだしい。馬に感謝の気持ちからも紋章にすべきである。 理事長がこれを強く推し進めてこそ値打ちありだ。

■ホームページにもどる