競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



ファン投票順に出走権

 有馬記念(12月24日)の出走馬が12日に決まった。中山の2500bはフルゲー トが16頭。出走馬もきっちり16頭である。このため第1回登録(12月10日)に 申し込んだ17頭から1頭が推せん委員会で落とされた。推せん委員会ならず、 振り落とし委員会である。その馬や関係者には何とも不名誉といわないが、歯 がゆいに違いない。  以前に宝塚記念の推せん委員会でフルゲートに余裕を残して2頭ばかりが成 績不振から落とすことになったが、一人の馬主側委員が「せっかく出走の意思 を示して登録した馬なのに落とすことは失礼である」と発言した。委員会はし らけたのであるが、マスコミ委員の一人が「これも見識」と言い張って落とし ている。  馬主委員の発言も一理があって聞き逃せない。また、マスコミ委員のいうこ ともしかりである。この是非を問うなら“ファン投票レース”ということを優 先したい。それにはファン投票を尊重して登録馬に、その順でフルゲートまで 出走権を与える。仮に投票締め切り前後の上昇馬が票足らずであっても不運と いうことになる。  これも以前に有馬記念でテュデナムキングが2着で穴を出している。この関 東馬は推せん委員で関西のマスコミ委員が声高かに「上昇馬あり」と強く推し た。こんな例は少ないが、今年、振り落とした1頭が走ったら穴かもしれない。 穴は考えられぬ馬があける。ファン投票順で成績不振の馬が出たら、穴党には 一つの材料かもしれない。投票順に出走こそ適切だ。

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