競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



皐月賞の距離変更を望む

 日本式の“牝馬三冠”レースとして京都に秋華賞(2000b)を新設した。こ の呼称が大方で評判がよろしくない。「何か中国のレースみたい」と言って顔 をしかめる。確かにその通りで秋華とは漢詩の中から取ったものだ。せっかく 日本式の“牝馬三冠”なんで盛り上がりを期待したいが、肝心のJRAがみず から乗り出さねばならない。  それはイメージ広告やPR広告で“牝馬三冠”を大いにはやしたてることだ。 前にエ女王杯でマスコミが“牝馬三冠”をはやし立てた。それを皮肉な向きが 「本場の英国で例がない」と言われて「マスコミが勝手にいうだけ」と、逃げ ている。このたびはJRAがみずから秋華賞を設けた。積極的に“牝馬三冠” をうたわねばならない。  この“牝馬三冠”を設けた同じ頭脳で、牡馬のクラシックレースを見直して ほしかった。皐月賞を1600bにすべきである。本場の英国では千ギニー(桜花 賞)、二千ギニー(皐月賞)ともに1600bで戦う。こうあってこそ短、中、長 距離を走破するわけだ。牝馬は1600、2000、2400bを走るが、牡馬は2000、24 00、3000bである。  この矛盾を是正したい。変革に蛮勇に近い力を振るっているが、まして1200 bなどの短距離レースを増設しており、皐月賞の距離も気づいているはずであ る。その変更は2000bと1600bの興行性を気にしたかもしれないが、それなら 1200bなどの短距離レース増設をなじりたい。クラシックレースの本格化から も、皐月賞の距離変更が望まれる。

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