競馬評論家の天馬が
  中央競馬を辛口批評。

【トーク】
中央競馬にもの申す



台風12号でミソつける

 9月16日にJRAは新しい理事陣になった。そのとたんに台風12号が関東を 襲ったのである。それでとんだミソをつけた。18日の中山競馬を開催中止して いるが、その代替えをすぐの19日(月曜日)に行っており、出馬を蒔き直した ことでミソをつけたのである。これで全国発売レースを買ったファンが迷惑し た。  それを非難した記事も多いのでさらに追及しないが、代替えには出馬を蒔き 直すと、2、3年前に決めたと言っており、それならその周辺徹底を欠いたこ とは平謝りするしかない。一方で理事陣が新しくなかったら、これまでの例に 習って一般レースを打ち切って特別レース以上だけ次週の土、日曜日で代替え したかと思う。  これはいつも言うことだが、新しい理事陣が「何かやらねば」と前の例に習 わず、すぐの代替えを打ち出したといえる。いわばJRAの悪癖で、前例と違 うことをやるのは理事陣が変わった時にありがちだ。そして拠り所が「公正競 馬」である。あたかもテレビで水戸黄門が出す「葵の印籠」に等しい。「公正 競馬」は耳にタコだ。  JRAが何か言えば「公正競馬」であるが、大レースの金曜日発売で「公正 競馬」もあやしくなっている。極端なこと言えば出馬を発表してから3日間の 「公正競馬」が大丈夫なら7日間でも通じぬことはない。「出馬は発表したら 代替えでも出走取り消しを認めて蒔き直さぬ」ことである。こうあればファン 本位だ。この際に考え直したらどうだろう。

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