の中央競馬情報サービス
更新:2002.10.27
メガスターダム、屈腱炎
先週の菊花賞(GT)で惜しくも3着に敗れたメガスターダム(牡3歳・
栗東・山本厩舎)が、左前浅屈腱炎を発症していることが判明した。6か月
以上の休養を必要とする見込み。
井西騎手が交通事故で死亡
今年デビューしたばかりの井西泰政騎手(20歳、美浦、阿部厩舎)が、10
月21日(月)に交通事故のため美浦中央病院で死去した。JRA通算成績は
160戦3勝。
平成15年度新規電話投票会員(A−PAT)募集
JRAは来年度も今年同様、年5回新規電話投票会員(A−PAT)を募
集する。募集スケジュール(予定)は次の通り。
募集期間 利用開始日 募集人数
第1回 11月23日〜12月8日(平成14年) 3月29日 10万人
第2回 2月15日〜3月2日 6月7日 5万人
第3回 4月26日〜5月11日 8月9日 5万人
第4回 6月28日〜7月13日 10月11日 5万人
第5回 8月30日〜9月14日 12月13日 5万人
JBCの出走馬が決定
11月4日に盛岡競馬場で行われる第2回ジャパン・ブリーダーズカップに
出走する中央馬が発表された。
◆JBCスプリント
サーガノヴェル(牝3、美浦・古賀史厩舎)
トロットスター(牡6、美浦・中野栄厩舎)
スターリングローズ(牡5、栗東・北橋厩舎)
ノボジャック(牡5、栗東・森厩舎)
ノボトゥルー(牡6、栗東・森厩舎)
ヤマカツスズラン(栗東・池添厩舎)
◆JBCクラシック
プリエミネンス(牝5、美浦・伊藤圭厩舎)
リージェントブラフ(牡6、美浦・大久保洋厩舎)
アドマイヤドン(牡3、栗東・松田博厩舎)
アルアラン(牡6、栗東・昆厩舎)
カネツフルーヴ(牡5、栗東・山本厩舎)
マンボツイスト(牡7、栗東・古川厩舎)
これに地方選出馬それぞれ10頭が加わってのレースとなる。
マンハッタンカフェが種牡馬入り
今年の凱旋門賞に挑戦したマンハッタンカフェの種牡馬入りが決定した。
シンジケートは総額10億5000万円(1株1750万円×60株)で、繁養先は早来
町の社台スタリオンステーション。
ペリエ、ボニヤ両騎手に短期免許
おなじみフランス所属のオリビエ・ペリエ騎手に短期免許が交付された。
期間は平成14年10月26日〜12月25日。身元引受調教師は美浦の藤沢和調教師、
身元引受馬主は市川義美氏。
また、同じフランス所属のダヴィ・ボニヤ騎手にも短期免許が交付された。
期間は平成14年10月26日〜11月25日。身元引受調教師は栗東の森調教師、身
元引受馬主は吉田千津氏。ボニヤ騎手は2000、2001年と連続して仏リーディ
ング3位の実績がある。
コックスプレートは地元ノーザリーが優勝
10月26日にオーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われたコックスプ
レート(GT、芝2040b)は地元の強豪ノーザリー(P.ペイン)が優勝、
連覇を達成した。2着はデファイアー。欧州からの遠征馬で、エミレーツシ
リーズのトップを走るグランデラは3着だった。
領家調教師がJRA通算500勝を達成!
領家政蔵調教師(58歳、栗東)は10月26日、第4回京都競馬7日目4R(2
歳新馬)チアズメッセージでJRA通算500勝を達成した。開業は昭和56年6
月1日。今年の読売マイラーズC(ミレニアムバイオ)などJRA重賞は7
勝。GTは平成7年の桜花賞(ワンダーパヒューム)で勝っている。
領家調教師は「いい馬主さん、厩舎スタッフに恵まれたお陰です。今後は
定年までに700勝することを目標に、ひとつひとつ勝ち星を重ねていきたい」
とコメントしている。
宗像調教師がJRA通算200勝を達成!
宗像義忠調教師(48歳、美浦)は10月26日、第2回福島競馬7日目8R(3
歳未勝利)ロードストリームでJRA通算200勝を達成した。開業は平成5年
3月1日。昨年バランスオブゲーム(新潟2歳S)で初重賞を挙げ、ここま
で重賞4勝。
宗像調教師は「ここまで順調にくることができました。これも、馬主さん
をはじめ厩舎スタッフや関係者の皆様のお陰です。今後もひとつひとつ勝ち
星を積み重ねていきたい」とコメントしている。
ハイシャパラル、BCターフも制す
=クラシックは伏兵のヴォルポニ=
10月26日、アメリカ・イリノイ州のアーリントンパーク競馬場はブリーダ
ーズCの8番勝負にわいた。中でも、ワールドレーシングシリーズ11、12戦
にあたるターフとクラシックは賞金の高さ、メンバーの知名度からも大きな
注目を集めた。
賞金総額が400万ドルのBCクラシック(ダート2000b、12頭)は地元ア
メリカの人気薄ヴォルポニが2分1秒39で、2着メダーリアドーロに6馬
身半もの差をつけて快勝した。
ヴォルポニはクリプトクリアランス産駒の牡4歳。これまでGUを1勝
という成績から下馬評にも上がらなかったが、この日は強かった。米二冠
馬のウォーエンブレムは約17馬身半差の8着、また、オブライエン厩舎が
送り出した英ダービー2着馬ホークウイングは7着にとどまった。
賞金総額200万ドルのBCターフ(芝2400b、8頭)は英・愛ダービー
馬で、凱旋門賞3着ハイシャパラルが2分30秒14で人気に応えた。2着は
11/4差でウィズアンティシペイション。
キングジョージを制して、このレースではハイシャパラルと人気を分け
ていたゴーランは約53/4差の6着に沈んだ。
ハイシャパラルはサドラーズウェルズ産駒の牡3歳。BCクラシックで
は期待外れだったオブライエン厩舎だが、こちらの方は実力をいかんなく
示した。
=ロックオブジブラルタル敗れる=
BCマイル(芝1600b、13頭)はGT8連勝をかけたロックオブジブラ
ルタルが敗れる波乱。殊勲の星は同じアイルランドのドームドライヴァー
(父インディアンリッジ)。タイムは1分36秒92だった。ロックオブジブ
ラルタルは3/4差及ばずの2着。
3歳以上の牝馬によるBCディスタフ(ダート1800b、8頭)はアゼリ
が1分48秒64でファルダアミーガに5馬身差をつけて圧勝。ジェイドハン
ター産駒の4歳馬アゼリは、これで7連勝。堂々の女王だ。
2歳牝馬のジュヴェナイルフィリーズ(ダート1800b、10頭)はストー
ムキャット産駒のストームフラックフライングがコンポージャーを半馬身
押さえて4連勝。タイムは1分49秒60だった。
BCスプリント(3歳以上、ダート1200b、13頭)は人気のオリエンテ
ートが1分8秒89で勝った。2着は半馬身差でサンダレロ。
フィリー&メアターフ(3歳以上牝、芝2000b、12頭)は伏兵スタリー
ンが2分3秒57でバンクスヒル、イズリングトン、ゴールデアップルズの
人気どころを押さえた。
BCジュヴェナイル(2歳牡・セン、ダート1800b、13頭)は2番人気の
ヴィンディケーションが1分49秒61で優勝。ホワイホワイホワイは10着に
敗れた。
天皇賞・秋あらかると
◎6年ぶり
3歳馬の天皇賞制覇は、昭和62年以降では平成8年バブルガムフェロー1
頭だった。そのバブルガムは藤沢和厩舎の馬。今回のシンボリクリスエスは
6年ぶりで、やはり藤沢和厩舎である。なお、昭和12年秋、13年春の2回は
3歳馬の出走が認められていて、12年にハッピーマイトが勝った。厳密にい
えば、3歳馬の天皇賞制覇は3頭目になる。
◎ィの連勝
天皇賞に外国産馬が出走できるようになったのは平成12年から。秋の盾に
関していうと、その12年メイショウドトウが2着、昨年はアグネスデジタル
が1着、そして今回と、外国産馬の活躍が目立つ。さかのぼって、昭和29年
の秋はオパールオーキット(豪州産)、31年の秋はミッドファーム(豪州産)
が天皇賞に勝っている。
◎シンボリに初の秋の盾
冠名「シンボリ」にはスピードシンボリ、シンボリルドルフと2頭の天皇
賞馬がいるが、いずれも春の盾だった。秋は昭和50年カーネルシンボリ、60
年シンボリルドルフが2着で最高の成績。シンボリクリスエスが偉大な先輩
の果たせなかった夢を実現した。
◎盾6勝目
岡部騎手は春4勝(グリーングラス、シンボリルドルフ、クシロキング、
ビワハヤヒデ)、秋がヤエノムテキ、この日のシンボリクリスエスで2勝、
合わせて6回目の天皇賞を手にした。これは保田隆芳の10勝、武豊の8勝に
次ぐものだが、保田隆、武豊でさえ達成できなかった記録がある。それは大
記録というより「珍記録」の部類に入るのかもしれない。長い歴史を誇る天
皇賞は原則、東京と京都の2場。その2場が使えない時は中山、もしくは阪
神で、ほかの競馬場で行われたことはない。その4場で行われた天皇賞をす
べて勝っているのは岡部騎手だけである。
◎最年長更新
岡部騎手は昭和23年10月31日生まれの53歳11か月。あと4日で54歳を迎え
る。ビッグな誕生日祝いとなったが、この年齢でのGT勝ちというのにも驚
かされる。それまでの最年長GT勝利は、これも岡部騎手が一昨年のJCダ
ート(ウイングアロー)で記録した50歳と26日だった。今回はそれを更新し
た。なお、天皇賞の最年長ジョッキーは小島太現調教師。平成7年秋サクラ
チトセオーで勝った時が48歳6か月19日だった。
◎売上げ増
好メンバーが揃ったのと、月末ということもあって、286億8464万7600円
を売り上げて、前年を3.6%上回った。ただし、昨年の天皇賞・秋当日(昨
年は東京)1日分の比較では98.9%と微減、3回中山8日間トータルでも
昨年(4回東京)の91.9%にとどまった。