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更新:2002.8.25


大種牡馬サンデーサイレンス、遂に逝く

 産駒の重賞記録をはじめ、日本のあらゆる種牡馬記録を塗り替えてきたサ ンデーサイレンス(牡16歳)が、8月19日午前11時に、繋養先の社台スタリ オンステーション(北海道勇払郡早来町)で、衰弱性心不全のため死亡した。 今年の5月10日に右前肢深屈腱腱鞘の感染性腱鞘炎と診断されてから、数度 の手術が行われたが、8月5日に馬の世界では不治の病とされる蹄葉炎と診 断され、同19日に自立歩行が困難となって、その後に息を引き取った。  サンデーサイレンスは現役時代、アメリカのウィッテンガム厩舎でデビュ ー。三冠戦では、人気のイージーゴアをケンタッキー・ダービー、プリーク ネスSと連続で下して優勝。三冠をかけたベルモントSでは、イージーゴア の逆襲にあって2着に敗れたが、その年のブリーダーズカップ・クラシック ではイージーゴアをクビ差押さえて優勝、見事、年度代表馬に輝いた。  イージーゴアより血統が地味だったせいか、平成2年に社台ファームが25 億円で購入し、日本で種牡馬入り。超大物の来日とあって話題になった。  現役時代の成績も素晴らしかったが、種牡馬としての成績も群を抜く。初 年度からフジキセキ(朝日杯3歳S)、ジェニュイン(皐月賞)、タヤスツ ヨシ(ダービー)、ダンスパートナー(オークス)らを出してサンデー時代 の到来を予感させると、その後もバブルガムフェロー(朝日杯3歳S、天皇 賞・秋)、ダンスインザダーク(菊花賞)、スペシャルウィーク(ダービー、 天皇賞・春、秋)、サイレンススズカ(宝塚記念)、アドマイヤベガ(ダー ビー)、チアズグレイス(桜花賞)、エアシャカール(皐月賞、菊花賞)、 アグネスフライト(ダービー)、メジロベイリー(朝日杯3歳S)、アグネ スタキオン(皐月賞)、マンハッタンカフェ(菊花賞、有馬記念、天皇賞・ 春)など、数え切れないほどの重賞馬を出した。  主な塗り替えた記録としては、産駒の年間重賞最多勝(25勝、平成12年)、 年間最多獲得賞金種牡馬(66億5518万5000円、平成13年)、産駒の重賞競走 勝利(143勝)、産駒の年間勝利数(261勝、平成13年)、変わったところで いえば、同一種牡馬の1場1日最多勝(6勝、平成12年)などもある。  ほかに産駒の5大クラシック完全制覇、7年連続リーディングサイヤー(1 位はノーザンテーストの11年連続)、リーディングサイヤー7回(1位はノ ーザンテーストの11回)、初年度から8年連続GIレース勝ち馬を輩出など、 優秀な記録を数々打ち立ててきた。  社台スタリオンステーションの吉田照哉代表は「生き物の病気ということ で受け入れなければならないことではありますが、16歳、普通ならあと何年 かは種付けができたはずなので非常に残念です。日本の生産界のみならず、 競馬界にとっても非常に大きな損失だと思います。今後は残された、たくさ んのサンデーサイレンスの血を後世に残すことができるよう、力を注いでい きたいと考えています」とコメントしている。  また、JRAの高橋政行理事長は「数多くの有名馬を輩出し、我が国のみ ならず、世界に名を馳せたサンデーサイレンス号が亡くなったことは、非常 に残念です。残された産駒の競走での活躍、また種牡馬・繁殖牝馬としての 活躍をお祈りいたします」とコメントしている。

ジャックルマロワ賞はバンクスヒルが制す

 8月18日にフランスのドーヴィル競馬場で行われたジャックルマロワ賞(G I、芝1600m)は、O・ペリエ騎乗のバンクスヒル(牝4歳)が1分35秒0 のタイムで優勝。2着には、フランスのマイル戦線で手堅い成績を残してい るドームドライバー(T.テュリエ)。なお、武豊騎手騎乗のボウマンは6 着だった。  バンクスヒルは昨年のBCフィリー&メアターフの勝ち馬。今年は勝ち切 れない競馬が続いていたが、得意のマイル戦で復活。と同時に、昨年の雪辱 (2着繰り上がり)も果たした。

ウインズ高松発、京都競馬場 & USJバスツアー

 JRAウインズ高松では、引き続き女性ペアかカップル限定で、競馬とU SJが一度に楽しめるツアー(1泊2日)を企画した。出発日は10月5、12、 19、26日の4つのコースがあり、それぞれ定員は20組40人(応募多数の場合 は抽選)となっている。費用は1人10000円。受付場所はウインズ高松1Fの ツアー専用受付デスクです。  詳しくはコトデンバスハートツアーまで。087−851−3411

蛯名騎手がJRA通算1100勝を達成!

 蛯名正義騎手(33歳、美浦・フリー)は8月25日、第3回新潟競馬6日目 2R(3歳未勝利)キングルドルフでJRA通算1100勝を達成した。現役7 人目。  蛯名騎手は「ここまでこれるとは、正直思っていなかったので、とてもう れしいです。たくさんのいい馬に恵まれて、ここまで来ることができました。 これからも自分なりに頑張っていきたい」とコメントしている。

また出た!馬単で最高配当

 8月25日に行われた3回新潟競馬6日目5Rで、1着にカチケンザン(11 番人気)が、2着にチャランダ(8番人気)が入り、馬単の払戻しが43万20 80円ついた。これはJRA史上最高配当。なお、的中票数は201票だった。

☆新潟記念あらかると☆

◎SS産駒2、4着  サンデーサイレンスが死んで初めてのJRA重賞がこのレースだった。当 然、サンデーの仔に注目が集まったが、アグネススペシャル2着、チョウカ イリョウガ4着にとどまった。勝ったのはトニービンの仔トーワトレジャー。 このトニービンも平成12年3月に惜しまれつつ死亡している。トニービン産 駒は1着のほか、3着ダービーレグノ、5着エイシンワンシャンと気を吐い た。従って、このレースは1〜5着をトニービン、サンデーサイレンスの仔 が占めたことになる。 ◎1番人気は連で安心  平成6年以来、1番人気馬は5勝、2着2回で、連を外したのが1回だけ という成績。今年の1番人気アグネススペシャルも2着に踏ん張って、ハン デ戦の割に固く収まった。なお、牝馬が勝ったのは平成9年のパルブライト 以来、5年ぶり。