「競馬ニホン」の中央競馬情報サービス
更新:2000.3.5
細江騎手がシンガポールへ出張
JRA初の女性騎手である細江純子騎手(24歳、栗東・フリー)は、3月
13日(月)〜4月16日(日)まで、シンガポールへ出張する。なお、現地で
1か月の短期免許を取得し、騎乗する予定。
タガノサイレンスがドバイのレースに選出
3月25日(土)ドバイのナドアルシバ競馬場で行われるゴドルフィン・マ
イル競走(リステッド・ダート1600メートル)に、日本馬としてタガノサイ
レンス(牡8歳、栗東・橋本厩舎)が選出され、同馬の関係者は招待を受諾
した。これでドバイのレースには、ワールドクリーク、ゴーイングスズカに
続いて3頭目の出走となった。
中山グランドジャンプの招待馬が決定
国際競走として生まれ替わったGT中山グランドジャンプ(4月15日・中
山競馬場)に出走する外国馬の選出が行われ、各国合わせて8頭の招待が決
定した。
英国からはセリベイト、ジアウトバックウェイの2頭。愛国はモスコーエ
クスプレス、仏国はオールジャック、シドニーオペラ(当初選出されていた
ヴァポレットは辞退)、米国はナインピンズ、豪州はパレスシンフォニー、
新国はメイビーラフ。
主なところでは、英国のセリベイトは昨年のBMWチェイス(愛GT)を
勝ち、米国のナインピンズは昨年のBCグランドナショナル(米GT)を大
差勝ちしている。
ちなみに、8頭の平均年齢は10.6歳(最高年齢はナインピンズの14歳)。
日本も障害馬の平均年齢は割と高めだが、その比ではないようだ。
マジョルクリック騎手が帰国
初の短期免許の障害騎手として来日していたティエリー・マジョルクリッ
ク騎手が、本人の申請により、3月6日付けで免許を取り消した。5日の最
後のレースに勝って、JRA通算成績は8戦1勝。
マジョルクリックの話……勝ててとても感動している。もう少し日本にい
たかったが、フランスの調教師からの指示で帰国することになったのは残念。
フランスでも重賞レースを中心に活躍し、リーディングを目指したい。
22か月ぶりのオラクルハワイアンV
3月4日の2回中山競馬3日目5R(障害オープン)でオラクルハワイア
ン(牡9歳、美浦・鈴木康厩舎)が、実に22か月のブランク明けを克服して
優勝した。これで同馬は障害3戦3勝となった。
長期休養明けVの明確な記録は定かでないが、最近で最も長いのは平成5
年5月8日の京都競馬でタマビッグホープがやってのけた33か月ぶりという
のがある。そのほかにもフレールシャダイの28か月、グリーンフォルスとタ
テヤマボーイの26か月などもすごいが、これらはみんな平地下級条件でのも
の。障害とはいえ、オープン競走で快走を演じたオラクルハワイアンは立派。
高橋智・横山義騎手が落馬でケガ
3月4日の2回中山競馬3日目5R(障害オープン)で高橋智、横山義騎
手が落馬、それぞれケガを負って入院した。
高橋智騎手は顔面の打撲もさることながら、右眼球運動障害の心配が出て
きた。船橋医療センターで検査を受けたところ、右目に痛みがあり、焦点が
合わない状態という。6日に神経系の検査。
横山義騎手も同病院で検査を受けた。その結果、部分的に記憶のないとこ
ろがあり、脳しんとうの影響がみられるそうだ。CT検査では異常がなく、
左肩・左手親指・人差指に痛みはあっても骨折はしていないが、頚推の神経
からの影響の恐れがあるという見解である。同騎手はこの後、茨城県阿見町
の東京医大霞ケ浦病院へ移って入院。
ミレニアム新人騎手がデビュー
梶、嘉藤騎手が早ばやと勝ち名乗り
記念すべき2000年の3月4日、新人騎手が各競馬場でデビューした。
まず、彼らのトップを切って中京1Rサンダイメイブツ(9着)に騎乗し
た梶晃啓騎手(美浦・稲葉厩舎)は「緊張することもなくレースに臨めまし
た。ゲートも後手を踏むことなく出ましたが、レースでは終始後方のままで、
馬群に入ることもできませんでした。次のレースでは勝てるように頑張りま
す」とコメントしたのだが、その言葉通り、次の騎乗となった3Rニホンピ
ロアークで見事逃げ切り。待望の初勝利を挙げた。「先生からは行ければ行
けとの指示があり、その通りうまく逃げ切ることができて、とてもうれしい
です。関係者の皆さんのお陰でいい馬に乗せてもらえました。感謝の気持ち
を忘れずに、これからも努力していきたいと思います」とは、初勝利を挙げ
た直後の感想。
続いて鈴来直人騎手(美浦・平井厩舎)。中山1Rでハッピーカホ(10着)
に騎乗。「レース前は思ったほど緊張しなかったが、ゲートが開いたら息つ
くヒマなく、全く余裕がなかった。模擬レースとはレベルが違い、物すごく
疲れた。調教師からは、コーナーで外を回っていたことを注意された。これ
からは落ち着いて、余裕をもって競馬ができるように早くなりたい」と反省
を口にした。
女性の西原騎手11着デビュー
阪神競馬場で一番にデビューしたのは小林真一郎騎手(栗東・中尾謙厩舎)
で、早速1Rからタキノルディー(8着)に騎乗。「初レースはよく分から
ないうちに、一瞬で終わった気がします。レース中、外に膨らまないことだ
け気をつけていましたが、あまりうまく騎乗できませんでした。これからは
松永幹夫騎手を目標に、より多くの馬に騎乗でき、一人でも多くの方に早く
名前と顔を覚えて頂けるように頑張ります。よろしくお願いします」と、今
後の抱負を語ってくれた。
西原玲奈騎手(栗東・須貝厩舎)は今期生唯一、JRA通算では5人目と
なる女性ジョッキーだ。中京2Rリブレット(11着)で初騎乗を終えた感想
は、「あまり緊張しませんでした。馬はうまくゲートを出てくれましたが、
上手にリズムを合わせることができませんでした。道中も内に入りたかった
のに、外々を回ってしまいました。次のレースではしっかり頑張ります」だ
った。
金子光希騎手(美浦・矢野進厩舎)は中山2Rで自厩舎のアンデス(13着)
でデビュー。「落ち着いていこうと思ったのですが、逆に置いて行かれそう
になってしまった。スムーズに競馬の流れに乗って、倒れるくらいに追える
根性を身につけたい。まだまだ向上の余地はあると思うので、今後さらに頑
張りたい」とコメントしている。
田嶋翔騎手、初騎乗初勝利を逸す
中山3Rウインワイズマン(9着)でデビューしたのは嘉藤貴行騎手(美
浦・田中清厩舎)。「何が何だか分からぬままでしたが、他の馬の邪魔をす
ることなく、冷静に乗れたつもりです。スタートを遅れないように気をつけ
ていたので、うまくいってホッとしました。直線追った時には気持ちよかっ
た。この後の騎乗では、何とか頑張りたい」とコメントしている。そして、
この日の最終レース、人気のリアルヴィジョンに騎乗、4角で豪快なまくり
を決めてV。梶騎手に続いて初勝利を初騎乗の日に挙げた。「あれだけ強い
馬に乗せて頂いて光栄に思います。ふた鞍乗って緊張がほぐれていました。
ルーキー同士の叩き合いとなったので、思わず「届け」と叫んでいましたが、
ゴール板を過ぎても勝ったかどうか分からず、向正面で声をかけられて知り
ました。これからも騎乗できるレースを大切に乗っていきたいと思います」
と、初勝利の感想を述べている。
畑端省吾騎手(栗東・坂口正則厩舎)は中京の4R、自厩舎のレガシーチ
ャート(11着)で初騎乗。「昨夜はよく眠れ、あまり緊張していませんでし
た。実戦はやはり違いますね。レースの難しさを実感しました。これからも
迷惑をかけないように騎乗していきたいと思います」とコメントしている。
7人の新人騎手が午前中にデビューしたが、田嶋翔騎手(美浦・大江原厩
舎)は服部騎手とともに午後からの騎乗となった。デビューは中山12Rのエ
イキューガッツ。早め先頭に押し切る体勢だったが、ゴール前で交わされ、
惜しい2着。その交わされた相手が同じ新人の嘉藤騎手だから、悔しさもひ
としおだろう。「初騎乗にしては思い切って乗れたと思います。一番印象に
残ったのは、砂が痛かったことです。直線で嘉藤君の馬(リアルヴィジョン)
が来たのは分かりました。ゴールの瞬間はやっと終わったと思いました。明
日からも頑張ります」とコメントしている。
新人騎手最後の登場となったのは、阪神12Rダイタクリッツ(9着)に騎
乗した服部剛史騎手(栗東・梅田厩舎)。「レース前に先生から、馬群から
離されないようにという指示を受けましたが、レースでは出遅れてしまい、
距離のロスもあって、指示通りの騎乗ができませんでした。次からは今日の
反省を生かしたうえで、周りをよく見ながら騎乗しようと思います。阪神競
馬場は地元でもあり、友達もたくさん応援に来てくれると思うので、明日か
らも頑張ります」とコメントしている。
畠山吉厩舎が新規開業で初勝利一番乗り!
畠山吉宏調教師(37歳、美浦)は3月5日、2回中山競馬4日目9R(常
陸特別)マイネルトラストで勝利を挙げ、新規開業厩舎として初勝利一番乗
りを決めた。
畠山吉調教師は「厩舎の引き継ぎで慌だしい中、スタッフ、そして馬自身
がよく頑張ってくれたと思います。初めからよい馬を預けて頂いた馬主さん、
最高の騎乗をしてくれた武豊騎手、また、関係者のみんなのお陰です。すべ
て感謝のひと言です」とコメントしている。
日曜阪神で14万馬券!
3月5日の第1回阪神競馬4日目10Rで、1着に11番人気ドラゴンマンボ
が、2着に13番人気タイカラムーンが入り、馬連14万9520円の高配当となっ
た。これは91通り中85番人気。
この配当は、今年2番目の馬連配当。また、阪神競馬場でも史上2番目と
なる。ちなみにJRAの最高配当は平成12年1月30日・1回小倉競馬2日目
6Rの30万3080円。
☆弥生賞あらかると☆
◎ダービーと深い関連
このレースは関西馬が強く、平成7年以降6連勝。弥生賞を勝った関西馬
がダービーに出走した場合、キーストン1着、タニノムーティエ1着、ロン
グエース1着、ウイニングチケット1着、ダンスインザダーク2着、ランニ
ングゲイル5着、スペシャルウィーク1着、ナリタトップロード2着と素晴
らしい。フサイチゼノンの前途は洋々。
◎田原厩舎初重賞
昨年開業の田原厩舎が初重賞。小倉3歳Sのツルミカイウン(10着)、シ
ンザン記念のフサイチゼノン(5着)に続いて三度目の挑戦で見事優勝。
◎サンデー産駒6年連続連対
またもサンデーサイレンス産駒の1、2着。これでフジキセキ、ダンスイ
ンザダーク、オースミサンデー、スペシャルウィーク、アドマイヤベガと、
そして今年と、平成7年以降6年連続、その仔が連対したことになる。