「競馬ニホン」の中央競馬情報サービス
更新:1999.11.7
富士Sは外国馬の参加なし
11月27日(土)に行われる富士S(国際GV・芝1400メートル)に登録の
あった外国馬5頭は、いずれも出走辞退の連絡があった。これにより、同競
走への外国からの参加馬はなくなった。
ディナースペシャルが故障
菊花賞に登録のあったディナースペシャル(牡4歳、美浦・谷原厩舎)は
4日の調教中に左第3中手骨々折を発症したため、出走を断念した。
福永騎手、海外GT初騎乗は4着
フランスの3歳GT、グランクリテリウム・ド・サンクルー(GT・芝20
00メートル=7頭)でクリスタルダスに騎乗した福永騎手(栗東・北橋厩舎)。
いい感じで追走できたが、4コーナーで1番人気の馬にかぶせられ、4番手
でゴールした。結果は4着だったが、貴重な経験となったに違いない。
福永騎手は「日本でできることも簡単にいかず、まだまだ課題だらけです。
日本に戻っても、より一層騎乗技術の研鑽に努めて、機会があったらまた騎
乗したいと思っています」とコメントしている。
インターナショナルジョッキーズの日本参加騎手が決定
11月28日(日)に東京競馬場で行われる'99インターナショナルジョッキー
ズ競走(1)・(2)に騎乗するJRA所属騎手の優先順位が決定した。
優先順位は以下の通り。
1,岡部幸雄騎手 2,蛯名正義騎手 3,柴田善臣騎手 4,横山典弘騎手 5,的場均
騎手 6,中舘英二騎手 7,田中勝春騎手 8,吉田豊騎手 9,江田照男騎手 10,菊
沢隆徳騎手 11,浦正樹騎手 12,蛯沢誠治騎手 13,坂井千明騎手 14,田村正光
騎手 15,安田富男騎手 16,大塚栄三郎騎手 17,加藤和宏騎手 18,大西直宏騎
手 19,橋本広喜騎手 20,北村宏司騎手
ワールドスーパージョッキーズの日本騎手決定
12月4日(土)、12月5日(日)に阪神競馬場で行われる第13回ワールド
スーパージョッキーズシリーズに騎乗する日本人騎手が決定した。
美浦からは蛯名正義騎手、柴田善臣騎手、栗東からは武豊騎手、四位洋文
騎手、藤田伸二騎手。補欠はそれぞれ横山典弘騎手、河内洋騎手となった。
また、地方代表騎手は兵庫県の小牧太騎手(補欠は岐阜県の安藤勝己騎手)
に決定した。
ジャパンカップの海外招待馬、選出馬が決定
11月28日に行われる第19回ジャパンカップ(国際GT・芝2400メートル)
の外国招待馬および選出馬がJRAから発表された。
北米地区はヴァルズプリンス、ダークグルームダンサー。欧州地区はタイ
ガーヒル、デイラミ、ドリームウェル、フルーツオブラヴ、モンジュー。オ
セアニア・アジア地区はインディジェナスがそれぞれ招待馬として受諾を確
認した。
なお、地方競馬からの候補馬はなかった。
KONISHIKIさんのトークショー
JRA日本中央競馬会は、現在「ワイド」広告に出演中のKONISHI
KIさんを東京競馬場に招き、下記の通りトークショーを実施する。
◇実施日時…平成11年11月14日(日) 12:00〜(昼休み)
◇実施場所…東京競馬場 ウイナーズサークル
◇出演者……ゲスト:KONISHIKI
司 会:杉山邦博(放送ジャーナリスト)
なお、天候等の理由により、イベントの内容およびスケジュールを変更す
る場合があるので、あらかじめ了承のこと。
岡部騎手、右肩を負傷する
岡部幸雄騎手が負傷で菊花賞などの騎乗を取りやめた。11月6日の東京競
馬1日目2Rで、同騎手は人気薄のローランボクスターを勝利に導いたもの
の、この時すでに痛みを覚えていたようだ。レース後は痛みが増した。
パドックで騎乗する際に右肩が「グキッ」という感じになったそうである。
右肩捻挫の診断。診療所で湿布をし、飲み薬での治療で様子をみる。
トウショウファルコが誘導馬を引退
6年間、東京競馬場の誘導馬として活躍したトウショウファルコのお別れ
セレモニーが11月7日(日)、東京競馬場(昼休み)の本場馬及びウイナー
ズサークルで行われた。
トウショウファルコはJRA通算31戦8勝で、GU1勝(平成4年のAJ
CC)、GV1勝(平成4年の金杯)。金色に輝く美しい馬体が特徴で、フ
ァンにも人気が高かった。
エルコンドルパサーが東京競馬場で引退式
フランスで素晴らしい活躍をしたエルコンドルパサー(牡5歳、美浦・二
ノ宮厩舎)の引退式が11月28日(日)、東京競馬場(昼休み)の本場馬及び
ウイナーズサークルで行われる。
なお、当日は凱旋門賞で着用したゼッケンをつけ、馬名の由来である「コ
ンドルは飛んで行く」の曲に送られて引退セレモニーを行う予定。
エルコンドルパサーはJRAで7戦6勝、海外で4戦2勝。平成10年にN
HKマイルC、同年のジャパンカップ、平成11年にはフランスでサンクルー
大賞を勝っている。
引退後は北海道勇払郡早来町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活
を送る予定。
千田騎手がJRA通算200勝達成!
千田輝彦騎手(30歳、栗東・フリー)は11月6日、3回福島競馬3日目12
R(サラ系4歳未勝利)フューチャトマトでJRA通算200勝を達成した。重
賞は平成4年の京都牝馬特別(スカーレットブーケ)など4勝。
千田騎手は「最初の師匠(伊藤雄二師)の管理馬で達成できてよかった。
今日のレースはすべてうまくいった。本当にうれしいです。さらに馬券に絡
める騎手になれるように精進していきます」とコメントしている。
中尾謙調教師がJRA通算400勝達成!
中尾謙太郎調教師(66歳、栗東)は11月7日、5回京都競馬2日目2R(
サラ系3歳新馬)ドラゴンジェットでJRA通算400勝を達成した。現役35人。
通算重賞勝利は16勝、平成8年に桜花賞(ファイトガリバー)を勝ってい
る。
中尾謙調教師は「あと1勝はずっと意識していましたが、それから長かっ
たので達成できてホッとしています。ひとつの通過点として関係者一同頑張
っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントして
いる。
BCクラシックはキャットシーフが勝利
11月6日にフロリダのガルフストリームパーク競馬場で行われた第16回ブ
リーダーズカップ。今年は新たにフィリー&メア(4歳以上牝、芝10ハロン
ハロン)が加わり、全8レースが1日で行われた。
注目のクラシック(4歳以上、ダート10ハロン)はキャットシーフ(P.デ
イ)がバドロワイヤルに1ルの差をつけて優勝。勝ちタイムは1分59秒52。
キャットシーフは堅実とはいえ、今年は11戦して1勝しかしていなかった。
人気を集めたベーレンズ、ジェネラルチャレンジはそれぞれ7、10着に沈ん
だ。
ターフ(4歳以上、芝12ハロン)は人気のデイラミ(L.デットーリ)が
2分24秒73のタイムで優勝。フロリダ開催のブリーダーズカップで、欧州馬
が優勝したのは初めてのこと。なお、2着にはロイヤルアンセムが入った。
この勝利でデイラミは、エミレーツワールドシリーズレースのチャンピオン
の座をほぼ決定的なものとした。
実力拮抗の好レースと期待されたディスタフ(4歳以上牝・ダート9ハロ
ン)。女王の座を射止めたのはビューティフルプレジャー(J.チャベス)。
タイムは1分47秒56。2着は人気の一角でバンシーブリーズ。4歳最強牝馬
シルバービュレットデイは6着に敗れた。
ジュヴェナイルフィリーズ(3歳牝、ダート8.5ハロン)はキャッシュラ
ン(J.ベイリー)が1分43秒31のタイムで優勝。ちなみに単勝67倍と、全
く人気がなかった。前走でGTオークリーフSを勝ち、1番人気に推されて
いたチラッキは2着。
マイル(芝8ハロン)はシリック(C.ナカタニ)が優勝。タイムは1分
34秒26。2着は人気薄のチュズラ、3着は欧州馬で、毎日王冠にも登録して
いたドッグサイダー。全体的にレベルはあまり高くなかったと思う。
スプリント(4歳以上、ダート6ハロン)は人気のアータックス(J.チ
ャベス)が優勝。タイムは1分07秒89。2着は昨年のこのレース3着馬であ
るコナゴールド。
新設のフィリー&メア(4歳以上牝、芝11ハロン)はソワリングソフトリ
ー(J.ベイリー)が優勝。タイムは2分13秒89。2着にはコレッタ。フラ
ワーボウル招待Hの1、2着馬がそのまま今回の1、2着馬となった。
有力馬が回避して人気が割れ気味のジュヴェナイル(3歳牡、ダート8.5ハ
ロン)は人気薄のアニーズ(G.スティーヴンス)が優勝。タイムは1分42
秒29。アニーズはこれが初重賞となる。
☆菊花賞あらかると☆
◎雪辱
「三強」で4歳牡馬のクラシックを分け合った。ダービー惜敗のナリタト
ップロードが今度はクビで笑った。ダービー2着から菊花賞優勝はキタノオ
ー(昭和31年)、グレートヨルカ(38年)、ダイコーター(40年)、ダテテ
ンリュウ(45年)、レオダーバン(平成3年)、ライスシャワー(4年)、
ビワハヤヒデ(5年)、ダンスインザダーク(8年)に次いで9頭目になる。
◎初GT
デビュー6年目、24歳の渡辺薫彦騎手は、この日が菊花賞初チャレンジ。
それを見事に制した。初挑戦での勝利は平成2年の内田浩一騎手(メジロマ
ックイーン)以来で12人目。初ものづいて、種牡馬サッカーボーイも、これ
また初のGTの栄誉に浴した。ツルマルガール、ゴーゴーゼット、キョウト
シチーなどを送り出しているが、最高の孝行息子はナリタトップロードとい
うことになる。
◎若手
ベテランが活躍するケースが多い菊花賞に、今年は新しい風が吹いた。ナ
リタトップロードの渡辺24歳、テイエムオペラオーの和田22歳と、20歳代前
半の2人で決着をつけた。非常に珍しいことだ。