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更新:1999.7.25


上半期のパフォーマンス・レート発表

 JRAは1997年から欧米のインターナショナル・クラシフィケーションと 同じ基準をもって年当初に発表しているが、欧州ではその基本数値となるパ フォーマンス・レート(各馬が各競走で発揮した能力に対する評価)を定期 的に発表している。それを受けて、JRAも本年度から上半期の日本馬のパ フォーマンス・レートを発表することとなった。  対象は、JRA競走及びダートグレード競走(指定交流)の出走馬で 100 ポンド以上の評価を得た日本調教馬。区分はというと、年齢が4歳(芝・ダ ート)と5歳以上(芝・ダート)、距離はSprint(1000〜1400メート ル未満)、Mile(1400〜1900メートル未満)、Intermediat e(1900〜2200メートル未満)、Long(2200〜2800メートル未満)、E xtended(2800メートル以上)に分かれている。なお、評価単位はポ ンド/キログラム併記(1ポンド=0.4536s)となっている。  興味深いところを挙げると、ダービー馬アドマイヤベガは 115ポンド(52 キロ)で4歳芝Long部門のトップ、NHKマイルカップ優勝のシンボリ インディは114ポンド( 51.5キロ)で4歳芝Mile部門のトップ。4歳ダ ート部門では、ジャパンダートダービーを制したオリオンザサンクス(大井 所属)が108ポンド(49キロ)でトップ。  古馬はというと、宝塚記念を制したグラスワンダーが5歳以上芝のLon gで123ポンド(56キロ)をもらい、スペシャルウィーク(118ポンド、53.5 キロ)を押さえてトップだった。なお、エルコンドルパサーのサンクルー大 賞のレーティングは128ポンド( 58キロ)で、これは仏、愛ダービーを制し たモンジューと同じ。現時点では世界トップの評価を受けている。

武豊、福永騎手が海外出張届け提出

 武豊騎手(30歳、栗東・フリー)と福永祐一騎手(22歳、栗東・北橋厩舎) が海外出張届けを提出した。  武豊騎手は7月30日〜8月5日までと8月9日〜19日の2回。フランスで、 どちらの出張にもレース騎乗の予定がある。  一方の福永騎手はこの4月17日の中京競馬で落馬負傷、腎摘出という大き なケガを負ったにもかかわらず、7月24日(新潟競馬)で戦列に復帰、驚異 的な回復力を示している。今回の出張は7月28日〜8月19日で、行き先はイ ギリスとフランス。レースに騎乗の予定があるという。

ハッピーウッドマン仏緒戦は3着

 エルコンドルパサーと帯同でフランスに渡っているハッピーウッドマン( 牡7歳、美浦・二ノ宮厩舎)は7月20日、フランス・ヴィシー競馬場のシシ ョン賞(芝1600メートル)に出走、6頭立て2番人気の支持されたが、レー ス間が開いていることもあってか、3着にとどまった。  天候は晴れ、馬場稍重。ハッピーウッドマン(T.ジレ)は3、4番手を 進んだが、追いだしてから鋭さを欠き、前のハミールプールとの差が詰まら ず、逆に追い込んだ1番人気のアンジョルールにあっさり交わされた。結局、 D.ブフ騎乗のアンジョルールが1分40秒50で優勝、23/4馬身差でハミール プール、そこから11/2馬身差だった。惜しかったが、このレースでの感触は よかったようで、次のレースが楽しみになった。

丸善京都河原町店で「優駿バックナンバーフェア」

 丸善京都河原町店で8月1日(日)〜20日(金)、月刊誌「優駿」のPR として「優駿バックナンバーフェア」を開催する。  場所は丸善京都河原町店(京都市中京区河原町通り蛸薬師上ル)1階特設 コーナーで、時間は10時〜20時。ただし、8月18日(水)は休日。  内容は「優駿」のバックナンバーを陳列、平成10年9月号〜11年7月号ま でのバックナンバーの販売、優駿定期購読を予約された方へ名馬ポスターの プレゼント(先着50人)。

8月27日、エクウス梅田で公開講座

 プラザエクウス梅田(大阪市北区茶屋町19−19 アプローズタワー11F) で8月27日(金)午後6時から1時間にわたり、「'99プラザエクウス公開 講座<第4回>」を開催する。今回は競走馬のスポーツ障害がテーマ。骨折 ・屈腱炎などの運動器疾患から心房細動・鼻出血といった循環器・呼吸器系 の疾患まで、レース中に発生する疾病について、JRA競走馬総合研究所臨 床医学研究室長・吉原豊彦氏が語る。入場は無料。JRA関西広報室では「 奮ってご参加ください」と呼びかけている。

小倉競馬の表彰式プレゼンター募集

 JRA小倉競馬場では8月15日・小倉記念、9月5日・小倉3歳Sの表彰 式のプレゼンター(ペアまたは1人)を募集している。  当日、来場ポイントサービスのメインゲートブースで希望者の受け付け( 締め切り12時)を行い、13時に当選者が発表される。当選者にはウイナーズ サークルで勝利騎手と記念撮影、特別席でのレース観戦の特典が受けられる。 ただし、天候などにより、表彰式が中止の場合もある。

横山典騎手が1日6勝を達成

 7月24日の2回函館競馬5日目で横山典弘騎手(31歳、美浦・石栗厩舎) が1日6勝のJRAタイ記録を達成した。8つのレースに騎乗し、3、4、 8、9、11、12Rに勝った。今年の横山典騎手は先週終了時点で関東リーデ ィングのベスト5位にも入っていないが、先週の5勝に続き、この日6勝の 固め勝ちで、すっかり調子の波をつかんだことだろう。  なお、1日6勝は平成2年12月1日・中京競馬で安田隆行現調教師が最初 に達成し、以後、南井克巳現調教師が平成4年9月27日・函館競馬で、その 後は武豊騎手が平成6年2月19日・阪神競馬、8年4月14日・阪神競馬、同 年10月19日・京都競馬、10年8月1日・函館競馬で4回達成しており、JR A史上4人目で延べ7回目になる。

キングジョージはデイラミの圧勝

 7月24日、イギリス・アスコット競馬場で行われたキングジョージ6世& クイーン・エリザベス・ダイアモンド・ステークス(GT、4歳以上、芝24 00メートル=8頭)は、L.デットーリ騎乗のデイラミが2分29秒35で、2 着ネダウィに5馬身差つけて圧勝した。人気の一角を占めたO.ペリエ騎乗 のフルーツオブラヴはネダウィに半馬身及ばずの3着。  負担重量は4歳が約55キロ、5歳以上が約60.5キロと、4歳に有利なレー スで、今年も英ダービー馬オース、英・愛ダービーともに2着のダリアプー アの2頭に注目が集まったが、オースはブービー、ダリアプーアはしんがり に沈んだ。  デイラミはドゥヨーン産駒の牡6歳、芦毛馬。前走のコロネーションカッ プに続いてのGT制覇となった。