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更新:1999.6.6
16回優駿フォトコンテストの作品募集
JRA日本中央競馬会発行の競馬総合誌「優駿」では第16回優駿フォトコ
ンテストの応募作品を募集している。「優駿フォト賞」と「ファミリー賞」
の2部門に分かれるが、題材は競馬、または馬に関するものとし、未発表の
作品であれば、プロ、アマチュア、年齢、性別、国籍等は問われない。「広
い分野から多数の応募を頂きたい」と、JRA報道室では言っている。
[優駿フォト大賞部門]<協賛:ミノルタ梶
内容:競馬、または馬を題材にしたものなら自由。ただし、組写真は不可。
応募作品はカラー、モノクロどちらでもよく、プリントで4つ切判。
入選作はホースアート展等に展示するため、フィルムを提出して頂く
ことになる。
賞金等:優駿フォト大賞 1点 賞金30万円 副賞 ミノルタカメラ
次席 2点 賞金10万円 副賞 ミノルタ双眼鏡
三席 5点 賞金5万円
佳作 20点 記念品
選考委員:秋山庄太郎、梶原高男、川本武司
その他:プラザエクウス渋谷等で10月上旬に展示を予定。
[ファミリー賞部門]
内容:優駿フォト部門と同じだが、作品についてはプリントキャビネ判のも
の。選考の基準は写真の巧拙より、人と馬のほのぼのとした情景のあ
る作品が重視される。
賞金等:ファミリー賞 1点 国内旅行券10万円相当
次席 5点 国内旅行券2万円相当
佳作 20点 記念品
選考委員:井崎脩五郎、鈴木淑子、川本武司
☆応募要領
作品の裏に題名、住所、氏名(ふりがな)、年齢、職業、連絡先の電話番号
を明記し、どちらの部門に応募するのかを表記した封書で送って下さい。
宛先:〒105−0003 東京都港区西新橋1−1−19
JRA「優駿」編集部まで。編集部への持ち込みは不可。
締切り:平成11年8月16日(月)必着のこと。
発表:「優駿」10月号(9月25日発売予定)誌上で。
その他:応募作品は返却しない。入選作の著作権(複製権及び展示権)はJ
RA日本競馬会に属するとする。
13日の東京競馬場はタイキシャトルデー
6月13日の安田記念競走当日の東京競馬場では、今年1月に顕彰馬に選出
されたタイキシャトルにちなんだイベントを実施する。これは、「顕彰馬」
を広くファンに知ってもらいたいとJRAが企画したものである。
〇イベント内容
@顕彰馬選出記念セレモニー
昼休みに関係者インタビューのほか、歴代顕彰馬の映像やタイキシャトル
のレース映像を放映。
Aタイキシャトル「ヒーロー列伝ポスター」プレゼント
タイキシャトル関連のグッズ(テレホンカード、携帯電話ストラップ、ぬ
いぐるみ、Tシャツ、ボールペン等市販のもの、そのほか写真、肖像画、
自作の勝負服)を持参し、専用受付所で提示頂いた方にポスターをプレゼ
ント。先着1万人、1人1枚。
B「私のタイキシャトル」メッセージ紹介
タイキシャトルへの思いを文章(200字程度)に綴り、場内のTSS(タ
ーフ・サウンド・ステーション)に直接持参下さい。昼休みに場内TV・
ターフビジョンを通じて紹介させて頂ます。その方には「タイキシャトル
メモリアルVTR」をプレゼント。
Cタイキシャトル像とポラロイド記念撮影
D蹄鉄展示及び蹄鉄スタンプ特設コーナー設置(競馬博物館)
競馬博物館でタイキシャトルの本物の蹄鉄を展示(手に取って触れること
も可)のほか、同蹄鉄のスタンプを押印する特設コーナーを設ける。
※これらの催しは天候等の事情により変更、または中止になる場合がある。
また当日、タイキシャトルが競馬場に来る予定はない。
福永騎手退院、秋阪神からの復帰を目指す
4月17日の中京競馬で負傷、腎摘出の手術を行った福永祐一騎手(22歳、
栗東・北橋厩舎)は6月2日、藤田保健衛生病院を退院した。「損傷を受け
ていた左腎・すい臓・ひ臓のうち、腎臓とひ臓については回復を認めた。す
い臓は外傷性のすい炎ということで治療中だったが、改善が見られた。日常
生活については全く支障なく、今後は服薬と外来通院による治療」と、同病
院消化器外科医師はコメントした。
福永騎手は「やっと退院というのが、今の正直な気持ち。入院中はいろい
ろな方が手紙を送ってくれて、本当にありがたかった」と言った。さて、気
になる復帰の時期は「できれば秋の阪神」の思いだが、一方「中途半端に状
態ではファンに迷惑がかかる」として、ケガをする前と同じ、あるいはそれ
以上の状態での復帰を目指すことになる。「その時には、また応援をよろし
く」と、ピーアールをつけ加えた。
5月31日の公営・新潟競馬で馬連単63万円余り
5月31日は公営主催でJRAの騎手と馬も参加する交流戦が数多く行われ
たが、第2Rの新潟メイシリーズ(1)で馬連63万630円が飛び出した。
レースは地元がA2・B級、JRAが4歳未勝利の条件でダート1000メー
トル、12頭立てだった。人気は武豊騎手のホッコウキャッスル、シンクロニ
シティ、レオフラッシュ、ハッカイの順で、いずれもJRA所属馬だった。
しかし、先行争いから抜け出したのは元中央のカゼノモンジロウ。59秒9で
ゴール。この馬が10番人気、2着に2番人気のシンクロニシティが入って、
枠連複、馬連複、枠連単、馬連単のすべてが万馬券だったが、極めつけは馬
連単の63万円余りだった。8545票中、たった1票の的中である。
公営競馬の最高配当は1997年11月29日の中津競馬10Rの枠連単(7−3)
72万9000円。今回のはそれに次ぐ2番目の高配当になった。新潟では昨年6
月3日の5Rで枠連単57万9400円を記録して、これが全国2位だったが、1
年後にそれを上回る波乱が起こった。
新生小倉のコースレコードは参考記録扱い
7月17日から始まる小倉競馬は、馬場の全面改修工事により、コーナーに
スパイラルカーブを導入し、勾配も変更になった。つまり、これまでと同列
に扱えないとの判断で、従来のレコードタイムは参考という形が取られるこ
とになった。その距離の最初のレースタイムが基準タイムで、それを上回る
と、すぐさまレコードとして認められる。本来はその開催中はいくらタイム
を更新しても基準タイムで、次の開催で基準タイムを上回った時、コースレ
コードとして認知されるわけだが、コース改修に伴い、従来とは所要タイム
が著しく異なりそうな場合には特例を設けている。今回もそれに該当する。
6月27日に福島でドイツ騎手招待競走
6月27日の第1回福島競馬4日目はドイツデーで、メインはバーデンバー
デンCだが、9R(芝1200メートル)と12R(芝2000メートル)にも5歳以
上500万下のドイツ騎手招待競走が組まれている。この日はドイツから2人の
騎手が参加する。テレンス・ヘリヤー騎手(1965年12月5日生まれ、33歳)
は1983年にデビューして、この5月現在、通算777勝を挙げている。ドイツ国
内はむろん、ヨーロッパ各地でも活躍中だ。昨年はウンガロでジャパンカッ
プに参戦(12着)、今回が2回目の来日。
ゲルハルド・フーバー騎手(1956年11月30日生まれ、42歳)は1974年のデ
ビューで、この5月現在、通算578勝のベテラン。地元のバーデンバーデンを
主戦場とするが、変わったところでスイスの氷上競馬で優勝経験がある。
横山義、西谷騎手、仏の障害戦で着外
フランスの障害戦に騎乗したJRAの横山義行騎手、西谷誠騎手は着外に
終わった。
横山義行騎手は5月29日、フォンテーヌブロー競馬場の3Rミリー賞(30
00メートル、4歳牡驪馬限定)にトプカピに騎乗、10頭立て7着だった。
西谷誠騎手は5月30日、オートゥーユ競馬場の7Rタネルコ賞(3900メー
トル、6歳以上のハンデ戦)にトラブルアヘッドに騎乗、13頭立て6着だっ
た。
関東の3騎手が海外研修
美浦所属の岩戸孝樹、武藤善則、谷中公一騎手が海外出張した。厩舎関係
者海外研修のためで、期間は6月3日から7月6日まで。イギリス、アイル
ランド、フランス各地の施設等を視察するが、レース騎乗については未定。
1、2回函館競馬の馬場
6月12日から2か月にわたって函館競馬が開催される。小回りコースでは
あるが、緩やかな上り勾配がつけてあり、芝・ダートとも最大高低差は3.5メ
ートルにのぼる。これは京都外回りの下り(京都コースは急な下り)と同じ
で、平坦の札幌とはかなり様子が異なる。1年ぶりの開催、馬場の具合いは
どうなのか。 今年の北海道は例年にない大雪に見舞われ、自然、雪解けも
遅くなった。春先からの気温・地温も不安定とあって、芝の生育は遅れ気味
といわれるが、ここにきて天候が安定、最高の状態に仕上げるべく、懸命に
管理しているようである。
芝コース
1回函館全日……Aコース(仮柵なし) 1周1626.6メートル
直線262.0メートル
2回函館前2日…Aコース(仮柵なし) 1周1626.6メートル
直線262.0メートル
後6日…Bコース(4メートルの仮柵)1周1651.7メートル
直線262.0メートル
ケンタッキーブルーグラス・トールフェスクの洋芝を使う。開催中は毎週
月曜日に芝刈り(10センチ)をするが、当日の芝の長さは平均12センチ。
ダートコース
昨年の開催終了後に路盤(上層の10センチ改修)及びクッション砂の改修
(新:旧=1:1)工事を行っている。砂厚は従来通りの8センチで管理さ
れている。なお、ダートコースの1周は1475.8メートル 直線が260.0メート
ル。
英オークスはラムルマが快勝
森厩舎のサンデーピクニック4着
現地時間の6月4日16時、英オークス(4歳牝、GT、芝約2400メートル
=エプソムダウンズ競馬場)が10頭立てで行われ、K.ファーロン騎乗のラ
ムルマがヌーシュキー以下に3馬身の差をつけ、2分38秒72で快勝した。前
哨戦を勝ち、鞍上がデットーリということで人気のザーラットデュバイは、
ヌーシュキーから5馬身も遅れて3着入線がやっと。JRA栗東・森厩舎の
サンデーピクニック(サンデーサイレンス=アトール)はペリエとのコンビ
で臨んだが、ザーラットデュバイにクビ差4着と善戦だった。
勝ち馬ラムルマはダイイシス産駒でアメリカ産。3歳時は未勝利だったが、
今年に入ってがぜん調子を上げ、オークストライアルを見事な差し足で決め
るなど2連勝、人気の一角を占めていた。イギリスの名トレーナーであるH.
セシル師の管理馬。
同じ日にコロネーションカップ(GT、芝約2400メートル)も行われて、
ここには豪華メンバーが集まった。デイラミ(デットーリ)、シルヴァーペ
イトリアーク(エデリー)、ロイヤルアンセム(ファーロン)、ドリームウ
ェル(アスムッセン)、ボルジア(ペリエ)、フルーツオブラヴ(スティー
ヴンス)、セントラルパーク(オドノヒュー)の7頭。
これを制したのはデイラミ。ロイヤルアンセムに 3/4馬身差、2分40秒26
でゴール。ドリームウェルはロイヤルに 1/2馬身及ばず3着。シルヴァーペ
イトリアークは4着止まり。宝塚記念に予備登録しているセントラルパーク
は離されたしんがりに敗れた。
ファーロン騎手、英ダービーも制す
H.セシル師管理のオースが殊勲星
翌5日のエプソムダウンズ競馬場は英ダービー(4歳、GT、芝約2400メ
ートル)に沸いた。16頭立てで、ビートオール、サフロンウォルデン、デュ
バイミレニアムあたりが中心とみられていた。しかし、ムードとしては混戦。
前日のオークスを勝ったH.セシル師、ファーロン騎手のコンビが、今度は
オースを駆って、2日続けて殊勲の星を挙げた。優勝タイムは2分37秒43。
2着には13/4馬身差でダリアプーア(G.モス)が入った。この馬はアガ・
カーン殿下の所有馬で、英ダービー4勝目を狙っていたが、惜しいところで
逃した。ビートオール(G.スティーヴンス)はそこから11/2馬身差3着。
サフロンウォルデン(M.キネーン)は7着、デュバイミレニアム(L.デ
ットーリ)は9着と、凡走に終わった。
カリスマティック3着で米三冠成らず
ベルモントSはレモンドロップキッド
現地時間で6月5日アメリカ・ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場は
8万5818人のファンが詰めかけた。カリスマティックがアファームド以来、
21年ぶりの米三冠をかけてベルモントS(4歳、GT、ダート2400メートル、
12頭)に出走したからである。一昨年シルヴァーチャーム、昨年リアルクワ
イエットが惜しいところで三冠達成を阻まれており、それだけに、今年こそ
達成の瞬間を見ようと、多くの人がやって来たともいえる。だが、三冠の夢
はまたも破れた。ケンタッキー・ダービー9着レモンドロップキッド(J.
サントス)が追い込み、内から伸びたヴィジョンアンドヴァース(H.カス
ティーリョ)をアタマ差押さえ、2分27秒88で優勝をさらった。
カリスマティックに挑むのは、二冠とも2着に甘んじたメニフィー(P.
デイ)、あるいは最強牝馬とも噂されるシルヴァービュレットデー(J.ベ
イリー)だろうが大方の見方だった。レースはそのシルヴァービュレットデ
ーが先行、ぴったりカリスマティックがつけて進む。直線に入ってカリスマ
が抜け出すかというところ、レモンドロップキッド、ヴィジョンアンドヴァ
ースに差され、アタマ、11/2差の3着。ケンタッキーやプリークネスの時ほ
どの精彩を欠いたのは、競走中に脚部を痛めたのが原因のようで、入線後に
下馬した。
逃げたシルヴァービュレットデーは7着、メニフィーは大きく離された8
着と、意外な結果となった。
土曜の東京競馬で2つの単勝万馬券
6月5日の3回東京競馬5日目に2つの単勝万馬券が飛び出した。まず1
R(4歳未勝利・牝)でスガノチェリーが勝って1万4460円、続いて7R(
4歳500万下)はヤマニンフューシヤが1万2230円をつけている。
1日に同じ競馬場で単勝の万馬券が2回というのは大変珍しく、平成8年
1回東京競馬2日目(1月6日)以来のこと。この時は2R(ローズパシフ
ィック=2万3230円)、3R(ターフチャンピオン=1万1130円)と、連続
で大荒れした。
藤沢和雄師著の「競走馬私論」クレスト新社から好評発売中
JRA 美浦トレーニングセンター所属の藤沢和雄調教師が「競走馬私論
・馬はいつ走る気になるか」を著し、クレスト新社から出版した。 1680円
(定価プラス税)で好評発売中。
全9章、275ページの力作で、最後には1999年入厩予定3歳馬27頭が血統付
きで掲載されている。藤沢さんは北海道出身。イギリスでスタート、昭和52
年にJRAの調教助手と承認を得て、11年後の62年に晴れて調教師免許を取
得。そして、63年3月1日に厩舎を開業。そこからの活躍ぶりは競馬ファン
なら、誰もが知っているといってよい。特に、今のこの時代に年間50勝をコ
ンスタントに挙げる調教師は、この人くらいなものだろう。その藤沢さんの
馬に対しての取り組み方はむろんだが、物事の考え方、失敗を重ねて成功に
導くといったような経験などが詳しく綴られている。競馬ファンならずとも
一読の価値があると思われる。
<この記事は先週に引き続き再掲載しています。>