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更新:1999.5.23


瀬古騎手、手術は行わず

 5月15日、東京競馬の障害戦(カミノウイン)で落馬負傷した瀬古正明騎 手(32歳、美浦・フリー)は、このままなら手術をせずに済みそうだ。担当 医師は「19日にもCT撮影を行った。肝臓の損傷範囲は受傷直後と変わらず 広がっていない。手術等はしないで、安静にして自然治癒を待つ」とコメン トした。ただ、可能性は低いものの、肝臓の皮膜が破れ、皮膚の下にたまっ ている血が外に出てしまった場合は止血のための手術は必要になるかもしれ ないそうだ。順調にいって、退院までに2週間程度を要するらしい。

福永騎手、19日にはご飯とおかずの食事

 4月17日、中京競馬11Rの返し馬で落馬し、重傷を負った福永祐一騎手( 22歳、栗東・北橋厩舎)だが、腎摘出の手術も成功して、日ごとに元気が出 てきたようだ。5月19日に病院側(愛知県豊明市の藤田保健衛生大学病院) は「今朝から食事(ご飯とおかず・流動食ではない)を少しずつ取り始めた。 あと10日〜2週間くらい様子をみる」としている。

ウインズ難波のリニューアル開業時期遅れる

 先ごろ、ウインズ難波のオーナー・南海電気鉄道(株)は、ウインズ難波 を含む再開発計画の工事着工時期が遅れる見込みと発表した。不況のあおり などがその事情だろうが、これにより、JRAのウインズ難波のリニューア ル開業時期も、当初の予定(平成14年春)より遅れることが確実となった。  ウインズ難波周辺は再開発構想「未来都市なにわ新都」に基づく解体工事 が今年1月から着手されている。

失格の柴田善騎手に騎乗停止処分なし

 5月16日の第2回東京競馬8日目10R(緑風S)シンコウシングラーが2 着に入線しながら失格した件について、JRAは柴田善臣騎手に過怠金20万 円を課し、騎乗停止処分にしなかった。  今回のことは、柴田善騎手が前検量を済ませ、検量室内の鞍置台に置いた 10Rに使用する鞍の装具(57`)を、栗田博憲調教師がシンコウシングラー に装鞍するため組み直した際、その一部である負担重量調整用のゴムパット (2キロ目)を組み忘れたのが原因のようだ。雨などで採決委員がやむを得 ないと認めた時は別として、前検量と後検量で重量差が1`を超過した場合 は規定で失格になる。今回は 1.7キロ不足していたから失格は当然で、柴田 善騎手は騎乗停止処分の対象なのだが、最終的な確認を怠った責任があると はいえ、原因を考慮して厳しい処分までは至らなかった。一方、栗田調教師 には規定上の過怠金の最高限度額50万円が課せられた。

マイネルプラチナム骨折で全治6か月

 皐月賞が不本意な9着で、ダービーに巻き返しを期していたマイネルプラ チナム(牡4歳、美浦・矢野進厩舎)は5月20日の調教中、右橈側手根骨々 折が判明した。全治に6か月かかるといわれる。昨年夏の札幌3歳S勝ち直 後に骨折、長いブランクを経て、ようやく皐月賞トライアルの若葉Sで戦列 復帰を果たしたというのに、再び不運に見舞われた。年内復帰の線はほぼな くなったとみていいだろう。

幸騎手がJRA通算200勝

 幸英明騎手(23歳、栗東・フリー)は5月22日の第3回中京競馬1日目9 R(マカオJ・C・トロフィー)エイシンウォーレンでJRA通算200勝を達 成した。現役55人目。 デビューは平成6年3月。同期に吉田豊騎手などがいて、通算100勝は、そ の吉田騎手と同じ平成9年3月15日だった。101勝から200勝までにライバル ともいうべき吉田騎手に勝ち鞍、GT制覇などでリードを許した形ながら、 この幸騎手もまた、このところの活躍ぶりは目覚ましい。昨年はブラボーグ リーンで念願のJRA重賞(京阪杯)を勝ったし、今年はワンダーファング で皐月賞トライアルのスプリングSを逃げ切っている。本人は「馬に合わせ た騎乗を心がける」そうだが、我々サイドで幸騎手をみると、追わせる騎手 で、特にダートの伏兵馬に乗った時は要注意の印象がある。