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更新:1999.5.16


アジアジョッキーズの外国騎手

 5月22、23日に中京競馬(2回中京競馬1日目12R、2日目8R=騎乗馬 は抽選)で行われる’99アジアジョッキーズ競走に参加する各国代表騎手 が決定した。韓国、タイなどから6人である。簡単に紹介しておこう。  ヒョーソプ・キム(韓国代表、1965年11月4日生まれ、33歳)は3年連続 3回目の来日。昨年は7番人気のグローバリストを勝利に導いた。1987年に デビューし、一昨年は86勝で同国の最優秀騎手賞を受賞した。今年3月まで の通算(概数)は3117戦382勝。  チューチャット・モンチョイ(タイ代表、1963年9月14日生まれ、35歳) は昨年のタイ・リーディングジョッキー。日本には初来日だが、オーストラ リアのムーニーバレー競馬場での招待競走に参加した経験がある。1981年に デビュー。この3月までの通算(概数)は1229戦251勝。  ヴァレンチノ・ディレマ(フィリピン代表、1971年10月24日生まれ、27歳) は着々と中堅ジョッキーとしての地位を固めつつある。1994年に見習騎手デ ビュー。翌年にプロ転向し、いきなり40勝。一昨年7位、昨年4位と、年ご とに成績が上がっている点に注目。通算(概数)1585戦306勝。初来日。  ワイ・ミン・ライ(香港代表、1973年12月12日生まれ、25歳)は1993年に 見習騎手としてデビューしたが、プロ転向が昨年と遅かった。イギリスと香 港の2つの国籍を持ち、1998年イギリスでのホンコントロフィーに優勝、こ れを契機にプロを志したわけだ。通算(概数)700戦50勝ながら、これからの 騎手。むろん、初めての来日。  テン・クアン・ニップ(マカオ代表、1971年2月10日生まれ、28歳)も初 来日。香港のライ騎手同様にポルトガル、マカオの2か国の国籍を持つ。19 90年デビュー。1994年まで見習騎手で働いた。通算(概数)1749戦118勝。 今シーズンは246戦20勝。  サイメ・ジュマト(マレーシア・シンガポール代表、1972年1月20日生ま れ、27歳)は一昨年に次いで2回目の来日。当時はヒゼンオーラシアンで5 着、ヤマニンテンダーで3着だが、いずれも人気薄での善戦だった。1990年 にデビュー。昨年は111勝を挙げ、従来の年間最多勝記録(90勝)を29年ぶり に更新、ジョッキーとして初めて最優秀月間スポーツ選手に選出された。今 が「旬」のジョッキーといえそうだ。  JRAの騎手は4月18日までの平地競走の勝利順に優先権。武豊、河内、 四位、松永幹、藤田、高橋亮、幸、佐藤哲、武幸、芹沢、熊沢、池添、秋山、 和田、本田、太宰、松田、飯田、小林徹、菅谷、安田康、野元、古川吉、石 橋、酒井学、松永昌、土肥、橋本美、宝来、角田の順。

3回中京競馬の馬場

 芝コースは今回もオーバーシード。2回開催終了(4月18日)後、3コー ナーの一部(主にCコース約300平方m)の芝張り替えを実施している。使用 するコースはAコース、つまり移動柵なしの状態。1周1600メートル、幅員 28メートル、芝の葉長8〜10センチ。 ダートコースはいつも通り砂厚調整をしており、クッションの砂厚は約7.5 センチ。1周1417.8メートル、幅員25メートル。

6月17日に園田でゴールデンジョッキーカップ

 6月17日(木)、兵庫県の園田競馬場で第8回ゴールデンジョッキーカッ プ競走が行われる。2000勝以上の騎手の中から12人が選抜され、3つのレー スをポイント制で総合点を争うもの。暮れ阪神のワールド・スーパー・ジョ ッキーズ・シリーズの園田版といえる。この競走にJRAから岡部幸雄騎手 (美浦・フリー)が参加する。  このほか、岩手県水沢の菅原勲、栃木県宇都宮の内田利雄、新潟県の渡辺 正治、千葉県船橋の桑島孝春、東京都大井の的場文男、神奈川県川崎の佐々 木竹見、岐阜県笠松の安藤勝己、広島県福山の岡崎準、大分県中津の有馬澄 男、そして、地元園田からは小牧太、平松徳彦と、錚々たる面々が一堂に会 す。佐々木騎手の7000勝は別格としても、4000勝近い桑島、3000勝を超える 有馬との競演は見ものだ。

鳴尾記念に外国馬出走せず

 鳴尾記念(6月20日=阪神)に予備登録していたイギリスのドックサイダ ー(牡5歳)は、関係者から辞退の連絡が入った。これにより、今年の鳴尾 記念に外国馬の出走はなくなった。

5月21日、エクウス梅田で第3回カルチャートーク

 プラザラエクウス梅田(大阪市北区茶屋町19−19アプローズタワー11F) では5月21日(金)午後6時から約1時間にわたって、第3回カルチャート ーク『サラブレッド撮影の極意』を開催する。ギャラリーコーナーで開催中 の関西ターフカメラマン展に合わせ、JRAフォトカメラマンとして活躍中 の飯田雅博氏を招き、撮影のテクニックや練習方法、マナーなどをスライド 写真などを交えて語ってもらうというもの。広報室では「カメラに興味のあ る方はもちろん、競馬だけでなく馬が好きな方にも楽しんで頂ける内容です 」と、多くの人の来場を期待している。入館は無料。

23日のイスパーン賞を実況中継

 エルコンドルパサー(牡5歳、美浦・二ノ宮厩舎)が出走するフランス・ ロンシャン競馬場のイスパーン賞(GT)をグリーンチャンネルと、ラジオ たんぱ第2放送が実況生中継する。  グリーンチャンネルでは5月23日(日)22時〜25時の中で「知りたいKE IBA情報局(エルコンドルパサー 仏イスパーン賞参戦=仮題)」として 放映予定。スタジオ制作の生放送で、1時間ほどの番組。  ラジオたんぱ第2は同日22時30分〜23時20分に、「エルコンドルパサーが 駆ける! 仏イスパーン賞実況生中継」を行う。  イスパーン賞の発走時刻は日本時間で23日(日)22時55分の予定だが、発 走時刻の変更等により、放送時間が変更される場合がある。

橋本広騎手、尿管結石の疑いで土曜の騎乗取りやめ

 橋本広喜騎手は5月15日の新潟競馬に騎乗予定のところ、診断の結果、尿 管結石の疑いがあるとして騎乗を取りやめた。しかし、症状がよくなり、16 日には予定通り騎乗した。

安藤勝騎手、幻の平地全11競走騎乗

 笠松競馬所属の安藤勝己騎手(39歳)は5月16日の第3回京都競馬8日目、 障害戦を除く平地全11競走に騎乗予定のところ、2Rでニホンピロファイト が発走除外のアクシデントに遭遇、地方競馬所属騎手として史上初の記録は お預けとなった。残念ではあるが、今年の安藤勝騎手はほとんど毎週のよう に中央競馬に参戦し、素晴らしい成績を残しており、近いうちにもチャンス がめぐってくるに違いない。

田島信騎手がJRA通算600勝

 田島信行騎手(44歳、栗東・柴田見厩舎)は、5月15日の第3回京都競馬 7日目12R(5歳以上900万下)トレンディーバトーでJRA通算600勝を達 成した。現役15人目、史上36人目。 600勝に王手をかけたのが昨年10月18日の京都競馬(ビッグホープ)。そこ からが実に長かった。本人も「半年以上も勝てなかったので、600勝に対する 意識が薄れて、プレッシャーは感じなかった」と言う。それでも「よく、こ こまでこれた」と、感慨はひとしおであったようだ。  デビューは昭和48年3月3日の阪神。ニホンピロスピードで2着。9戦目 で初勝利(ニホンピローヒル)を挙げ、名馬キタノカチドキなどで重賞も21 勝している。

松田正調教師、JRA通算300勝を達成

 松田正弘調教師(63歳、栗東)は5月15日の第3回京都競馬7日目6R( 4歳未勝利)プライベートタイムでJRA通算勝利を300とした。現役65人目 になる。  厩舎開業は昭和51年7月1日。ここまでJRAの重賞は7勝で、印象に残 るといえば、やはり名牝ニシノフラワーだろう。阪神3歳牝馬S、桜花賞、 スプリンターズSと、GTを3勝している。

落馬の北沢騎手は1週間程度の入院・加療

 5月15日の第3回京都競馬7日目5R(障害未勝利)アドマイヤコールで 落馬した北沢伸也騎手は、蘇生会病院で診察を受け、頭部外傷、頸部捻挫、 両肩と背部の打撲と診断された。1週間程度の入院・加療が必要ということ で、16日に騎乗予定だった2つのレースは他の騎手に乗り替わった。

グラスワンダー距離問わずの強さ発揮

 昨年のグランプリ・ホースが5月15日の東京、京王杯スプリングカップで 見事な差し切りを演じた。グラスワンダーは3歳時に朝日杯3歳Sなどを制 して無敵を誇ったが、その後に故障が判明、春シーズンを棒に振った。秋に 復帰、ちょっとモタついたものの、有馬記念で再び頂点に立った。2500メー トルのGTホースが今年初の実戦に1400メートルを選ぶというのは極めて異 例のことである。だが、アクシデントに見舞われながら、それを乗り越え、 距離の長短を問わずの強さには脱帽するばかり。ライバルで、現在はフラン スに遠征しているエルコンドルパサーのもとへ、この頑張りが届いてほしい ものだ。なお、京王杯の売り上げは64億5055万6100円で、前年比105.9%と伸 びた。

落馬の瀬古騎手、肝外傷・腹腔内出血

 5月15日の第2回東京競馬7日目5R(障害未勝利)カミノウインで落馬 転倒し、その際に負傷した瀬古正明騎手(32歳、美浦・フリー)は肝外傷及 び腹腔内出血と診断された。16日には2回目のCT撮影を行ったが、昨日と 容体は変わらず、16日は集中治療室で様子をみた。  担当医師は「1回目のCT撮影と比較して、新たな肝臓の損傷等は見られ ない。状態は横バイで、出血量も変わっていない。胃や腸その他の臓器に損 傷を示唆する症状も見られず、このままの状態を維持すれば外科手術等は行 わなくても済む可能性が高く、月曜日(16日)ごろには一般病棟に移れるだ ろう。手術を行わない場合は2週間程度で退院できる見込みだが、今後新た な損傷等が見つかれば手術の可能性もあり、その場合は1か月くらいの入院 が必要」と、15日にコメントした。