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更新:1999.4.18


佐藤勇元調教師が死去

 元調教師の佐藤勇さんが4月14日午後7時29分、心不全のため、入院先の 草津総合病院で亡くなられた。81歳だった。  北海道出身で、この世界に入ったのが昭和7年。29年には騎手通算500勝を 達成。国営時代の500勝は、これはもう驚異としかいいようがない。国営・J RA(昭和29年以降)合わせて578勝の大騎手だった。弟子である高橋成忠騎 手(現調教師)も749勝しており、師弟でこういう記録も珍しい。31年に調教 師免許を得て、平成7年2月28日に引退するまで1074勝。これは歴代8位に 相当する。ダービー馬オペックホース、天皇賞春・宝塚記念のヒカルポーラ、 ほかにもシルバーランド、スカイリーダなど個性豊かな馬を育て上げたかと 思えば、33か月ものポン使いを成功させたタマビッグホープや、6歳まで辛 抱して使い続け、ようやく白星を挙げたグリーンフェローといったユニーク な管理を実践したものだ。いずれにせよ、名騎手イコール名調教師を地でい った人だった。  また、武田文吾調教師(故人)の影響もあり、俳句をよくたしなんだ。通 算1000勝に際しては「耕せし畠振り返りふりかえり」と詠み、引退時は「土 筆道(つくしみち) 馬に揺られて 五十年」の句を記した。生きとし生け る者すべて、いつかは土に還るものだが、悲しい報告である。

1回新潟競馬の馬場

 芝コースは昨年の開催終了(9月6日)後、3〜4コーナーの内側と馬場 入場口、ゴール周辺、1000メートル・1800メートルの発走地点の損傷した芝 生を張り替えた。芝は順調に生育して良好な状態だし、3月中旬には野芝の 目だしを早めるシート養生を行った。葉は太く、緑が濃い絶好の馬場が見込 まれる。  1回開催は内から4メートルの移動柵を使用する。1周は外回りで1830メ ートル、幅員は21メートル。開催当日の野芝は約8センチの葉長が予定され ている。  ダートはコース全面の路盤点検と砂厚調整をした。クッション砂厚は従来 通りの8.5センチ。

2・3回東京競馬の馬場

 洋芝(イタリアンライグラス)と野芝の混成で緑一色。これから続くGT の舞台にふさわしいコンディションになっている。開催日の草丈は約10セン チに刈り揃えられている。  障害コースはオーバーシードを消去、馬場全体に保温シートをかぶせ、野 芝の発芽・生育を促進した結果、草丈10センチの野芝コースは良好な状態と いえそうだ。また、今開催から芝コースのスタンド前(ゴールから約320メー トル手前)に可動式障害を設置するレースが行われる。  使用コースは次の通り。  2東前2日 A1コース(仮柵なし)      1周2072メートル 幅員31〜42メートル  2東中4日 Cコース(内から13メートルの移動柵)  1周2154メートル 幅員18〜29メートル  2東後2日 A1コース  3東前2日 A2コース(内から3メートルの移動柵) 1周2091メートル 幅員28〜39メートル  3東後6日 Bコース(内から7メートルの移動柵) 1周2116メートル 幅員24〜35メートル  ダートはいつもと変わらぬ状態で砂厚7センチで調整。1周1878メートル、 幅員25メートル。

3回京都競馬の馬場

 前回終了後に芝損傷部分にイタリアンライグラスを播種、オーバーシード で実施される。開催日の葉長は約10センチ。移動柵は次の通り。  前6日 Cコース(内から8メートルの移動柵) 1周 内回り1821.6メートル                  外回り1932.9メートル  後2日 Dコース(内から12メートルの移動柵) 1周 内回り1841.0メートル                  外回り1952.2メートル  ダートは従来通りだが、障害コースは傷みの激しい個所を張り替え、水濠 障害(2号)の深さを20センチ(これまでは40センチ)に変更される。

エルコンドルパサー食欲旺盛

 エルコンドルパサー(牡5歳、美浦・二ノ宮厩舎)、その帯同馬ハッピー ウッドマン(牡7歳、美浦・二ノ宮厩舎)が現地時間の4月15日午前6時15 分、フランスのシャルル・ド・ゴール空港に到着した。検疫を経て、9時55 分にトニー・クルート厩舎に到着し、厩舎内で引き運動を行ったそうである。 両馬とも順調、食欲も旺盛とのこと。また、二ノ宮調教師はこの日イギリス へ渡り、サンダウン競馬場を視察した。

東京・大阪の屋外ビジョンでGTを実況生中継

 東京、大阪の各屋外ビジョン(2か所ずつ)でGT競走が実況生中継で放 映される。  東京のアルタビジョン(JR新宿駅東口正面)と109フォーラムビジョ ン(JR渋谷駅ハチ公前広場正面)は天皇賞春(5月2日)、オークス(5 月30日)、ダービー(6月6日)、宝塚記念(7月11日)、秋華賞(10月24 日)、天皇賞秋(10月31日)、菊花賞(11月7日)、ジャパンC(11月28日 )、有馬記念(12月26日)を放映予定。(皐月賞は放映済み)  大阪北はビックマン(阪急梅田駅構内・ビックマン広場)で、天皇賞春( 5月2日)、オークス(5月30日)、ダービー(6月6日)、宝塚記念(7 月11日)、秋華賞(10月24日)、菊花賞(11月7日)、マイルCS(11月21 日)、阪神3歳牝馬S(12月5日)、有馬記念(12月26日)が予定されてい る。  南のトンボリステーション(道頓堀通りと戎橋筋の交差点角)では、天皇 賞春(5月2日)、NHKマイルC(5月16日)、高松宮記念(5月23日) 、オークス(5月30日)、ダービー(6月6日)、安田記念(6月13日)、 宝塚記念(7月11日)、秋華賞(10月24日)、天皇賞秋(10月31日)、菊花 賞(11月7日)、エリザベス女王杯(11月14日)、マイルCS(11月21日) 、ジャパンC(11月28日)、阪神3歳牝馬S(12月5日)、朝日杯3歳S( 12月12日)、スプリンターズS(12月19日)、有馬記念(12月26日)を放映 の予定。(皐月賞は放映済み)  各屋外ビジョンとも、発走2分前からレース確定(約20分間)まで放映さ れる。

拡大馬連、12月4日からの本格実施決まる

 試行発売は3回福島8日間と3回小倉2日間  拡大馬連(ワイド)の実施が当初の予定よりも早くなることが決まった。 現金投票では、3回福島競馬(10月30日〜11月21日)分を同競馬場及びウイ ンズ新白河で、3回小倉競馬1・2日目(11月27、28日)分を小倉・福島競 馬場及びウインズ八幡・新白河で試行発売したうえで、12月4日(5回中山 ・阪神1日目)から、北海道地区以外で本格実施に踏み切る。北海道地区は 来年1月29日からの予定。公営の大井競馬ではJRAよりひと足早く4月か らスタートしているが、期待感もあってか、普段以上のファンが詰めかけ、 よく売れたという。  電話投票はCRT・ARS方式が来年3月25日から、PAT・SAT方式 が少し遅れて4月8日から利用できる。また、PARS(PAT会員向けA RS方式)はさらに少し遅れて6月17日が運用開始日になる。

佐藤吉調教師が一気に両目

 佐藤吉勝調教師(41歳、美浦)は4月17日の3回中山競馬7日目第4R( 4歳未勝利)ニシノボルドーでこの3月1日に開業以来、13戦目にして初勝 利を挙げた。そして、6Rでもニシノバルバロイが人気に応え、一気に両目 を開けた。「引退された田中和夫調教師、小西登調教師の馬とスタッフを引 き継いでやってきましたが、勝ててよかった。馬主さんに馬を安心して預け てもらえるよう、また、ファンの方には夢のある馬を提供できるよう、これ からも一生懸命頑張ります」と笑顔。

福永騎手が返し馬で落馬負傷

 福永祐一騎手(22歳、栗東・北橋厩舎)が4月17日の中京競馬(2回中京 7日目)で負傷した。11Rマルカコマチで返し馬中、馬が物見をして振り落 とされ、その際に腰・背部などを打ちつけたもの。愛知県豊明市の藤田保健 衛生大学病院へ移送されて精密検査を受けた結果、左腎損傷、左肋骨々折( 2本)、腹部打撲との診断。現在は経過観察中だが、症状は意外なほど重か った。