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更新:1999.4.11
岡部騎手にユネスコ・日本フェアプレー賞
ユネスコ・日本フェアプレー委員会は4月5日、1998年度日本フェアプレ
ー賞受賞者を発表したが、JRAからは岡部幸雄騎手が選出されている。日
本フェアプレー賞は前年に河内洋騎手が受賞しており、JRAとしては2年
連続2回目になる。また、平成5年度には柴田政人騎手(現調教師)が日本
フェアプレー実行賞を受賞している。授賞式は4月15日に霞が関PLAZA
HALL(霞が関ビル1階)で行われる。
日本ユネスコ協会連盟及びユネスコ・日本フェアプレー委員会では、毎年
度開催される国内外のさまざまなスポーツ大会に出場した選手・団体、また、
長年スポーツの振興に功績のあった中から、「フェアプレー精神の普及に貢
献した」と思われる選手・団体、競技関係者に対して、日本フェアプレー賞
を授与している。今回が11回目だった。
第11回ユネスコ・日本フェアプレー賞の各賞受賞者は次の通り。
◇特別賞…1998年第16回ワールドカップ・フランス大会の日本代表チーム
サポーター
◇フェアプレー賞…岡部幸雄(JRA騎手)、竹田弥栄(バイアスロン)、
中山雅史(プロサッカー)
◇フェアプレー実行賞…岡崎朋美(スピードスケート)、長野オリンピッ
ク・カーリング日本代表男子チーム、長野オリン
ピックスキージャンプ団体日本代表チーム、横浜
ベイスターズ
岡部幸雄騎手が選出されたのは、JRAフェアプレー賞を98年を含めて過
去6回獲得。それでいて、日本ばかりか、フランスで伝統のGTを制すなど、
大いに活躍したことが評価された。
昭和51年春の天皇賞馬アイフル死亡
種牡馬アイフル(29歳)が4月4日、日本軽種馬協会那須種馬場で放牧中
に転倒、自力で起立ができなくなり、診断は予後不良、安楽死処分が取られ
た。 アイフルは昭和51年春の天皇賞など42戦12勝の成績を残し、52年に引
退。九州種馬場で供用された後、平成4年から那須種馬場で余生を送ってい
た。種牡馬としては産駒に恵まれたといえないが、昭和50年2月16日から51
年5月16日までの17戦、すべて3着以内に入る珍しい記録を達成した。ちな
みに、シンザンは生涯19戦、そのすべてが1着か2着であった。
キンショーテガラ骨折に見舞われる
皐月賞に出走予定だったキンショーテガラ(栗東・中村均厩舎)が4月8
日に骨折が判明した。栗東トレーニングセンター競走馬診療所は右第3中手
骨々折と発表、現在は経過を観察している。
TV「驚き ももの木 20世紀」でホクトベカ特集
4月16日(金)のテレビ朝日系の「驚き ももの木 20世紀」
(21時〜21時54分)でホクトベガが取り上げられる。
「砂に消えた女王〜ホクトベガのくれたもの〜」と題して、関係者の談話
や再現フィルムで、その生涯を振り返る。ホクトベガは地方の交流重賞を勝
ちまくり、2年前にはドバイワールドカップへ日本代表として遠征した。そ
こでまさかの骨折、生命を断たれたもの。悲劇の名馬といわれる。
京王杯スプリングCの外国選出馬5頭
5月15日(土)に東京競馬場で行われる京王杯スプリングカップ(GU)
の外国選出馬5頭と、補欠馬3頭が決まった。選出馬はケープクロス(牡6
歳、UAE)、フライトゥザスターズ(牡6歳、UAE)、レンドアハンド
(牡5歳、UAE)、ディクタット(牡5歳、UAE)、ケオス(牡6歳、
仏)。補欠馬はラムーズ(牡7歳、英)、メンズイクスクルーシヴ(セ7歳、
米)、スムーズランナー(牡9歳、米)の順。
田原が調教師としても初出走初勝ち
=新規調教師・騎手続々と勝ち名乗り=
この3月1日付けで厩舎を開業しながら、田原成貴調教師(41歳、栗東)
は4月11日のこの日まで満を持していたようだ。2回阪神競馬5日目第1R
(4歳未出走)フサイチゴールドで初出走初勝ちを達成した。「オーナーは
じめ、牧場関係者、チーム田原のスタッフのお陰で初陣を飾れました。感謝
しているし、これからも力を合わせて頑張る」と笑顔。近年で新規開業調教
師が初出走初勝ちしたのは平成9年の西浦勝一調教師以来だが、1か月以上
も経っての初出走など異例中の異例だろう。それというのも、ほとんどの新
規開業厩舎は引退した調教師の管理馬を引き継ぐのだが、田原調教師はそう
しないで、独自で未出走馬を集めたからである。今後も何かとこうして「新
風」を吹き込んでいくのだろうか。
田原調教師は、騎手としても昭和53年にテンシンニシキで初騎乗初勝ちを
やってのけている。初めよければすべてよしでもなかろうが、最初に勝った
ことで、その後の活躍に弾みをつけたのは確か。騎手時代と同様、最高の形
でスタートが切れた。
この日の阪神第7R(5歳以上900万下)マイネルアパッシュで大根田裕
之調教師(39歳、栗東)が15戦目で初勝利。「いつかは勝てる」と、鷹揚に
構えていたが、実感はやはり「うれしい」だった。これで調子づいたようで、
日曜日の阪神第3R(4歳未勝利)ヘイセイフウジンで両目を開けた。
同じ日の中京(2回中京競馬5日目)第7R(5歳以上500万下)ブランド
キャリーで坂本勝美調教師(34歳、美浦)が3戦目で初勝利を飾った。坂本
師は「騎手時代の初勝利はドキドキだったが、調教師としてはホッとした感
じ。みんなが力を合わせて勝ち取った1勝」と胸を張った。
4月11日の3回中山競馬6日目第3R(4歳未勝利)フォージドチャンプ
で手塚貴久調教師(34歳、美浦)も勝ち名乗り。通算13戦目の初勝利。「な
かなかいい成績を残せなかったので、これでホッとした。地道に頑張ってい
こうと思う」とコメントした。
手塚調教師がホッとしたその25分ほど前、つまり中山2R(4歳未勝利)
は新人・二本柳壮騎手(18歳、美浦・鈴木康厩舎)がアートフューチャーで
初勝利を挙げていた。全くの人気薄(単勝8260円)を駆っての好位差し切り。
32戦目にして、初めてトップでゴールインした。今年デビューの11人中、4
番目に勝ったことになる。「もっと努力して、同期に負けないようにしたい」
日曜の阪神で馬連11万円余の大波乱
4月11日の2回阪神競馬6日目第3R(4歳未勝利)で馬連11万余という
超万馬券が飛び出した。14頭立て14番人気のヘイセイフウジンが勝ち、2着
に6番人気シルクエスペランサが入り、馬連2−9は11万660円。91通り中の
76番人気だった。阪神競馬では今年最高の配当をつけた。
吉岡調教師がJRA通算300勝
吉岡八郎調教師(58歳、栗東)は4月10日の2回中京競馬5日目第1R(
4歳未勝利)ランドアバロンでJRA通算300勝を達成した。現役64人目。
「100勝ごとの記録は竹の節に例えられると思います。次の節を目指してい
く」と語っている。
厩舎開業は昭和54年10月1日付け。3897戦目が区切りの1勝になった。G
Tは昭和59年、キョウワサンダーでエリザベス女王杯で勝っている。
土曜阪神の障害で6頭が落馬
4月10日の2回阪神競馬5日目第5Rの障害未勝利戦(14頭立て)で6頭
もの落馬事故が起きた。1レースで6頭の落馬は昭和60年4月7日の中山大
障害以来のことで、14年ぶりJRA史上3回目。障害最多落馬タイという、
ありがたくない記録が作られた。なお、平地戦では昭和39年10月31日の中山、
昭和52年11月5日の京都で7頭落馬が記録されている。
ただ、ひとつ間違うと大惨事にもなりかねないところ、人馬とも無事だっ
たのは何より。
同じ日の3回中山競馬5日目第5Rの障害戦でも3頭が落馬した。こちら
は栗原洋一騎手が腰部打撲・頸椎捻挫で全治5日の診断。穂苅、成田騎手、
馬にはケガがなかった。
ケイワン、横山兄弟に重賞プレゼント
ダービー卿チャレンジトロフィーはケイワンバイキングが好タイムで逃げ
切った。これで1600mは10戦4勝、2着5回、3着1回と素晴らしい。横山
賀一騎手は平成5年の函館3歳S(マリーゴッド)、平成8年の札幌3歳S
(セイリューオー)に続く重賞3勝目。
ところで、このケイワンバイキングは昨年の函館スプリントSを制してい
るが、この時のジョッキーが賀一騎手の弟・横山典弘騎手だった。兄弟にと
っては、忘れられぬ1頭になることだろう。