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更新:1999.2.28
調教師・騎手の引退式
2月27日に阪神では3月から調教師に転向する南井克巳騎手の阪神競馬最
終騎乗に伴うセレモニーが最終レース終了後に行われた。また、28日の昼休
み時間には2月いっぱいで引退する荻野光男、高橋直、柳田次男、吉永猛の
4調教師が出席して引退式に臨んだ。この日は中京に出張の小林稔師と、上
田三千夫師は欠席したものの、代表で柳田調教師があいさつの言葉を述べた。
一方、28日の中京競馬の昼休み時間に南井騎手、小林稔調教師の引退式。
ともに中京には縁の深い人たちだが、とりわけ南井騎手は出身が愛知県なら、
デビューも初勝利も、そして、騎手最後の日もまた、この中京ということで、
感慨はひとしおであるだろう。大ジョッキーでもある。そこで、27、28日の
両日にわたり、JRAでは中京競馬場へ来場されたファンに先着(27日は1
万5000人、28日は2万5000人)で南井騎手&ナリタブライアンオリジナルオ
ッズカードをプレゼントし、最終レース終了後にはインタビューを企画した。
プラザエクウス梅田(大阪市北区茶屋町19−19 アプローズタワー11F)
では、3月10日から22日(16日休館)まで『騎手・南井克巳の軌跡展−闘志
と栄光の記録−』が開催される。関東地区でもプラザエクウス渋谷で同時開
催の予定。
小林稔師は土曜日に惜しい2着が2回あったものの勝てず、最終日のこの
日は出走馬がなく、とうとう通算900勝の大台に乗らなかった。しかし、リー
ディングトレーナー4回を含む899勝。この現役2位は大いに誇るべきだろう。
中山競馬場では28日、これも昼休み時間を利用して、小西登、田中和夫の
2調教師が引退式に出席した。
去る人がいれば、希望に胸を膨らませて新人ジョッキーがデビューする。
その中で領家厩舎の武英智騎手はJRA競馬より早く、免許交付を受けた3
月1日その日に、高知の交流競走(龍馬盃)でカクショーアリダーほかに騎
乗。こういうケースはJRAとしては初めて。
増井騎手引退、今後は調教助手で再出発
増井裕騎手(34歳、栗東・フリー)が2月28日をもって現役を引退した。
35歳の誕生日が3月1日で、その日から大根田裕之厩舎の調教助手で再出発。
昭和58年デビュー通算313勝を挙げ、うち重賞3勝。近年は騎乗回数が極端に
減っていた。
なお、この3月1日付けで厩舎を開業するのは美浦が坂本勝美、佐藤吉勝、
高橋義博、手塚貴久の4厩舎、栗東は池添兼雄、大根田裕之、木原一良、佐
藤正雄、田原成貴、中竹和也、服部利之、藤沢則雄の8厩舎。それぞれ定期
10馬房プラス抽選馬房2が貸し付けられる。関西関係で注目はエモシオンな
どを擁する小林稔勢の落ち着き先だろうが、エモシオンをはじめ、大部分が
木原厩舎所属になる。また、メイショウアムールは高橋成厩舎、マイターン
は宮厩舎、ヒカリサーメットは中竹厩舎、ナナヨーウォリアーは浅見厩舎へ
移った。
タイキシャトルにまた一つ勲章が増える
1998年度のJRA年度代表馬のタイキシャトルはすでに繁殖生活を送って
いるが、このほどフランスのクルス&エレヴァージュ誌選定年度代表馬表彰
(エルメス賞)の1998年最優秀古馬に選ばれるというニュースが入ってきた。
むろん日本馬では初めて、大変な名誉である。
タイキシャトルは昨年8月、フランスの伝統あるGT、ジャック・ル・マ
ロワ賞(芝マイル)を堂々と勝った。現在ヨーロッパの芝マイラーが手薄な
こともあるだろうが、それにしても立派だ。
武豊騎手ら9人が小倉の馬場を試走
2月23日(火)午前10時30分から新装成った小倉競馬場の馬場試走会(芝、
ダート両方)が関係者約70人が見守る中、武豊、石橋、内山、土肥、鹿戸、
田面木、坂井、須貝、田島信の9騎手が小倉競馬場所属の乗馬6頭で感触を
確かめた。芝は昨年11月の段階で30センチほど根つきしているそうで、その
後の生育も順調といわれる。ダートは45センチの1層とし、水はけのいい、
回復の早いコースを念頭に置いて造られた。
武豊騎手は「全体的に前のコースより乗りやすい。特に、1、3コーナー
が入りやすくなった。その分、2、4コーナーがきつくなった気はする。ダ
ートは砂質が軽くなって乗りやすい。2コーナーの勾配がなくなり、癖がな
い。小倉は大好きなコースだし、オープン(7月17日)には必ず乗りに来ま
す。ファンの皆さんも足を運んで下さい」とコメントした。坂井騎手もコー
ナーに関しては武豊騎手と同じような感触で「1コーナーをスムーズに入れ
るから乗りやすい。芝も夏になればよくなる」と言った。ただ、「ダートも
乗りやすいが、盤となじんでない気がした」と指摘。このあたりは使い込ん
でということになるのかもしれない。
柴田大騎手がアメリカへ出張
柴田大知騎手(21歳、美浦・フリー)が3月13日から21日まで、アメリカ
・サンタアニタへの出張届けを提出した。レース騎乗は未定ながら、同競馬
場で調教に騎乗するという。
菅谷調教師が通算200勝を達成
菅谷禎高調教師(61歳、栗東)は2月27日の1回中京競馬5日目第7R(古
馬500万下)サハリンリッチでJRA通算200勝を達成した。現役125人目。
大阪府出身で、故武田文吾調教師の娘婿になる。調教助手を長く務めて、
昭和60年に調教師へ。開業は62年3月1日だった。ちょうど12年目で一つの
区切りをつけた。ここまで重賞はディクターランドで函館3歳Sの1勝なが
ら、もっともっと活躍していると思わせるくらい、存在感のある調教師だ。
白浜騎手は頭部を外傷
2月27日の1回阪神競馬1日目第1R(4歳未勝利)ヤマニンエスコート
で発馬直後に落馬した白浜雄造騎手は、その際に頭部を打ちつけたようだ。
精密検査のため関西労災病院に向かい、この後の騎乗予定馬はすべて乗り替
わっている。また、5Rの障害で落馬した北沢、上籠、小林徹騎手はケガが
なくて済んだ。