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更新:1999.1.24
ダートグレード最優秀馬にアブクマポーロ
ダート格付け委員会は1998年の「ダートグレード競走最優秀馬」にアブク
マポーロ(牡7歳=1998年時、船橋・出川克己厩舎)を選定した。1998年の
年間を通じてダート古馬陣をリードし、ダートグレード競走でGT3勝を含
む6勝を挙げるなど、文句なしの受賞だった。1997年からこの賞が設けられ
たが、第1回の昨年度はJRAのトーヨーシアトルの頭上に輝いている。
表彰は、地方競馬の全国表彰である「NARグランプリ98」表彰式典(2
月9日午後5時30分から東京会館で)の場で行われる。
競馬学校騎手課程第15期生が2月8日に卒業式
2月8日(月)にJRA競馬学校(千葉県白井町)で騎手課程第15期生の
卒業式が行われる。第15期生は9人。このままいけば、3月には晴れて騎手
としてデビューする。
宝塚記念のファンファーレを一般公募
JRAは宝塚記念の新しいファンファーレを一般公募する。公募期間は3
月1日から4月30日までで、国籍や年齢などを問わず、日本国内に住んでい
る人なら誰でもよく、2月下旬には詳しい応募要領が告知される。
10〜15秒程度のものを1曲作成し、それをプロの作曲家・編曲家が審査し
て決める。発表はファン参加型にふさわしい方法を検討しているらしい。グ
ランプリ1点、佳作2点を選び、選出曲には賞金が出る。また、応募者全員
に記念品が贈られるそうだ。
ファンファーレは現在、GT・重賞・特別・一般競走用と17曲ある。1999
年度はさらに充実を図ることを目的に、新しいファンファーレをファンに作
ってもらおうという趣旨からの公募である。その一番目が宝塚記念である。
また、障害競走にも独自のファンファーレを制作するらしいが、これは公
募ではない。
エクウス梅田でトニー・レオナルド写真展
プラザエクウス梅田(大阪市北区茶屋町19−19 アプローズタワー11F)
で1月27日(水)から2月8日(月)まで「トニー・レオナルド写真展−ア
メリカ競馬と偉大なサラブレッドたち−」が開催される。
トニー・レオナルド氏はエクリプス賞受賞の写真家。その受賞作品をはじ
めとして、ノーザンダンサー、セクレタリアト、シアトルスルー、アファー
ムドといった名馬の肖像など、代表作30点が写真パネルで紹介される。
開館時間は11時から19時30分。入館無料。ただし、2月2日の火曜日は休
館日。
1回東京競馬の馬場
<芝コース>
昨年5回終了後オーバーシードの洋芝を生育させるため、馬場全面に保温
シートを敷いた結果、緑が甦って良好な状態になっている。芝の草丈は約10
センチに揃えられた。
◇移動柵
1東前6日 Cコース(内から13メートルの移動柵)
1周2154メートル 幅員18〜29メートル
1東後2日 A1コース(移動柵なし)
1周2072メートル 幅員31〜42メートル
<ダートコース>
◇開催日の砂厚 約7センチ(従来通り)
◇特記事項 凍結防止剤を散布
1周1878メートル 幅員25メートル
<障害コース>
オーバーシードで実施。ほぼ例年通りのコンディション。
3月末から来場ポイントサービス
JRAはこの3月27日(3回中山・2回阪神)から来年12月の最終開催日
まで、中山・東京・京都・阪神の4競馬場で来場ポイントサービス(クレバ
カードキャンペーン)を実施する。
競馬場に来てほしいJRAがチエを絞ったキャンペーン。デパートなどが
すでにやっているのと同様、競馬場に来れば、その都度ポイントが加算され、
その点数に応じたプレゼントが用意されている。このクレバカードは4つの
競馬場に置かれてある所定の用紙に必要事項を記入して、申し込み受付所に
提出すると、カードが発行される仕組みになっている。カード発行は1人1
枚、学生・生徒を除く20歳以上の人が対象になる。
ドバイワールドカップの総賞金は500万ドル
3月28日に行われるドバイワールドカップ(ダート2000メートル)の総賞
金が500万ドル(約5億7000万円)にハネ上がることになった。昨年は総額4
00万ドルだったから、物すごい上がり方といえる。もちろん、世界最高の賞
金額レースである。
的場騎手がJRA通算1万1000回騎乗達成
的場均騎手(41歳、美浦・フリー)は1月24日の1回中山競馬8日目1R
ゲイリーティアラでJRA通算1万1000回騎乗を達成した。史上7人目。現
役では岡部幸雄、南井克巳、河内洋に次いで4人目。区切りの騎乗を快勝と
いう形だから、気分はことのほかいいだろう。
昭和50年デビューで、通算1300勝以上もの大ジョッキー。今年も順調に勝
ち星を重ねている。昨年はNHKマイルカップ、オークス、有馬記念と、3
つものGTレースを制しているが、その腕は今年も健在といえる。
シーキングザパール4着にとどまる
日本とフランスのGTを制し、今度はアメリカのGTを狙ったシーキング
ザパール(牝6歳、栗東・森厩舎)は1月23日、サンタアニタ競馬場のサン
タモニカH(ダート1400メートル)に武豊騎手で出走したが、ストップトラ
フィック(C.ブラック)から約4馬身差の4着にとどまった。優勝タイム
は1分22秒17。
この日のサンタアニタは晴れ、馬場は良。10頭立てのところホリーノラ、
ユロアラーニ(ともに人気薄)が取り消して8頭で争われた。レースはエン
ジョイザモーメント、ベルズフラッグなどが先行争いし、シーキングザパー
ルは直後の4〜5番手。3コーナーで置かれかけたが、直線半ばから最内に
コースを取って伸びて来た。しかし、ストップトラフィックの決め足、ベル
ズフラッグの粘りにはかなわなかった。
3か国でGT制覇という偉業はひとまずお預けになったが、武豊騎手は「
ラストはまた伸びていただけに残念だけど、結果には満足している。シーキ
ングザパールにとってはアメリカのダートが初めてだったので、次にアメリ
カで走るとすれば、当然、今回よりもいい結果を出せると思う。馬はよく頑
張った。褒めてあげたい」と言い、森調教師も「思っていたよりペースが遅
かった。前に行く2頭が取り消して、ちょっと展開が変わってしまった。そ
の展開について思うのは、やはり前に行って差せないと苦しい。前に行って
いたら止まっていたんじゃないかな。かなりレベルの高いレースだった。な
かなか勝たせてはくれないですね。ダートが合わなかったわけではないから、
今後については日本に帰ってから考えてみるつもり」と、前向きのコメント
をしていた。
なお、武豊騎手はシーキングザパールのほかにもレースに騎乗している。
サンタモニカHの前日(22日)には8Rのヘッダンホームで11頭立て5着、
当日の23日は5Rジャニブで10頭立て9着、8Rヘイルスコールで10頭立て
5着だった。
岡部騎手、JRA通算2500勝に到達
岡部幸雄騎手(50歳、美浦・フリー)は1月24日の1回中山競馬8日目8
R(5歳以上500万下)ジョンカラノテガミでJRA通算2500勝に到達した。
中央競馬最多勝ジョッキーなので、1勝ごとにその記録が更新される。世界、
とりわけアメリカには何1000勝ジョッキーが多く、日本でも公営の佐々木竹
見騎手などは気が遠くなるほどの白星を重ねている。しかし、中央競馬は原
則土、日曜開催で、諸外国や公営競馬に比べて、開催日数が少ない。そんな
中で2500勝は素晴らしい。
昭和42年デビュー。その当時といえば、関東では保田隆芳(元調教師)、
野平祐二、加賀武見、増沢末夫、森安弘明(いずれも現調教師)などがデン
と構えていたし、関西では栗田勝、松本義登(いずれも故人)、高橋成忠、
武邦彦(現調教師)がいたものの、2〜3年後に天才・福永洋一が台頭する。
若いころも岡部騎手はそれなりの働きを示したが、概していえば、これらの
人の活躍に隠れがちだった。大器晩成の典型だろうか。とりわけ、40歳を過
ぎてからが目覚ましい。レースを見極める「勝負勘」が研ぎ澄まされてきた
ことも大きいが、それ以上に普段の節制、努力が物をいっている。