「競馬ニホン」の中央競馬情報サービス
更新:1998.12.27
1月10日に「馬乗初式」=近江八幡市の賀茂神社で=
1月10日(日)に、滋賀県近江八幡市加茂町の賀茂神社(岡田能正禰宜)
で「馬乗初式」が開催される。
全国の馬や馬事従事、愛好家の方々の安全を祈る行事が、この「馬乗初式」
である。当日は多くの人が集まり、厳粛な中にも心楽しいムードに包まれる。
こうした行事は全国各地の神社で開催されているようだが、栗東トレセンに
近い競馬守護神社ということで、一度見物に行かれてはどうですか。
年末年始の払い戻し休務日
12月29日(火)〜1月4日(月)は平日払い戻しが休みになります。払い
戻しに行ったら休みという無駄のないよう、お願いします。なお、ウインズ
高松は1月5日(火)も休みです。
蹄鉄広場の名称はラッキーシュースポット
12月5日〜13日の開催日に一般公開した名馬10頭の蹄鉄レリーフを展示し
てある広場(スタンド東側階段前)の名称が決まった。
ラッキー シュー スポット(LUCKY SHOE SPOT)で、豊
中市の会社員、吐田優子(はんだゆうこ)さんの案が採用された。
1月12日に園田で中央競馬騎手招待
平成11年1月12日(火)に園田競馬場で行われる第23回中央競馬騎手招待
のJRA派遣騎手が決まった。加藤和宏、郷原洋司、田中勝春(以上、美浦)、
武幸四郎、角田晃一、松永幹夫(以上、栗東)の6人。
レースはアラブ系5歳以上による条件戦で、距離はダート右1800メートル。
地元騎手6人を加えて、12頭立ての予定。
ダンシングブレーヴ小康を保つ
静内種馬場に繋養されているダンシングブレーヴ(16歳)は18日朝、馬房
内で疝痛を起こし、一時は症候が重かったものの、加療の甲斐あって、21日
には症状が軽くなり、小康状態を保っている。
ヨーロッパのチャンピオンホースで多くのファンがいるダンシングブレー
ヴだが、奇病のマリー病におかされ、一時は絶望ともいわれた。回復してキ
ョウエイマーチ、キングヘイローなどを送り出し、順調路線でいたところの
疝痛だった。
1・2回京都競馬の馬場
<芝コース>
◇オーバーシードで実施。
開催日の芝生の葉長(洋芝・イタリアンライグラス) 約10センチ
◇移動柵
1京 前4日 Aコース 1周距離 内回り1782.8メートル
外回り1894.3メートル
後4日 Bコース(直線内から4メートル)
1周距離 内回り1802.2メートル
外回り1913.6メートル
2京 全 日 Bコース
◇特記事項
1・2京全日は除雪スペース確保のため、外柵を5メートル内側に入れて
行う。
※芝馬場の損耗状態によっては、発表したコースを変更する場合がある。
<ダートコース>
◇開催日の砂厚 約7センチ(従来と変わらず) ◇特記事項 特になし
<障害コース>
◇開催日の芝生の葉長(混植馬場・トールフェスク) 約6センチ
◇特記事項 2号障害(水濠)の規格変更
@踏切板の高さ 現行30センチから50センチ
A生垣の高さ 現行50センチから80センチ
98地方競馬 10大ニュース
NAR地方競馬全国協会は98地方競馬10大ニュースを次のように選んだ。
1位は佐々木竹見騎手の通算7000勝達成。昭和35年6月20日デビューから39
年をかけて達成したもの。日本の競馬では初の快挙。世界でも歴代6位。現
役4位に相当する。
2位はアブクマポーロの獲得賞金新記録。5月27日、船橋のかしわ記念に
優勝した同馬は総収得賞金を4億5509万円とし、地方競馬歴代収得賞金1位
に躍り出た。その後も記録はどんどん伸び、12月15日現在では7億1509万円
になっている。
3位は競走馬の連勝記録。対象はドージマファイターと、ばんえいのサカ
ノタイソン。足利所属のドージマファイター(牡7歳)は平成8年2月から
勝ち続け、10月24日に遂に26連勝とした。中央未勝利の馬が、よくもここま
で変わったと感心する。26連勝はトモエゴゼン(昭和41年7月〜42年12月=
金沢〜南関東)、アラブのハッコウマーチ(平成7年2月〜9年3月=園田
〜高知)と並ぶ日本タイ。同馬は体調を整えるため充電中。新記録へは春に
挑む予定。ばんえいのサカノタイソン(牡5歳)は11月30日の帯広競馬で、
自己の持つ連勝記録を17に伸ばした。
4位は地方馬のダート重賞健闘が挙がった。平成10年に地方競馬で行われ
た交流重賞は35競走。年末の全日本3歳優駿を残して34競走が終わっている
が、内訳はJRA16勝、地方18勝。平成9年は29競走中5競走にしか勝てな
かったのが、物すごい反発であった。これが大いに評価されてランクアップ。
5位は広域場外発売の大幅拡大。地方競馬のグレード競走をブロックを超
えて発売したもので、今年は35競走中32競走が広域場外発売の対象となり、
454か所で発売を行った。平成9年度は29競走中13競走を44か所で発売だった
から、この効果は大きく、1レース当たりの売上げレコードを記録したレー
スが多いという。
6位は共同在宅投票のスタート。これは複数の主催者が共同で運用するシ
ステムを使う電話投票制度のこと。共同在宅投票“ダートネット”は4月1
日から上山、高崎、金沢、笠松、福山、高知の競馬場でスタートした。加入
者は所属競馬場の全レースとダートグレード競走など、一部他の地方競馬の
投票が可能になる。現在、加入者は約1万5000人。99年4月からは名古屋も
参加する予定。
7位は新設場外のオープンを取り上げている。4月1日、岐阜県恵那市に
専用場外「シアター恵那」、10月3日に岩手県競馬組合が青森県南津軽郡に
専用場外「テレトラックつがる」をオープンさせた。12月31日には大分県中
津市内に専用場外「ドリームなかつ」もオープン。次々と専用場外ができて
いる。
8位はJRA福島競馬場で岩手県競馬の場外発売開始だった。JRAの競
馬場で地方競馬の場外発売はすでに実施されているが、県域を超えたJRA
の競馬場を利用して発売のケースは初めてということで10大ニュース入り。
9位は新馬券の導入と大穴馬券。愛称「ワイド」(拡大馬連)が99年4月、
中央競馬より早く大井競馬場でスタートする。また、各地で枠連単などが導
入されたことにより、高額配当が飛び出したことに触れている。6月3日の
新潟競馬5Rは8頭立てで57万9410円(枠連単)をつけており、これは平成
9年中津競馬での72万9000円に次ぐ高額配当。
10位は中津競馬組合が導入したグループ馬主制度。1頭につき5〜20人の
グループで共有する制度を創設、大分県・福岡県在住者を対象に11月7日か
ら募集を開始した。この共有馬については同組合が必要な頭数を用意し、抽
選で各グループに配付することになる。年間200万円以上の所得があればグ
ループ馬主の申請ができるほか、その家族も可能というお手軽な馬主。地方
住民参加型の競馬を目指したものとして注目されている。
土曜の中山で蛯名騎手5勝
騎乗停止が解けた12月26日、蛯名正義騎手(29歳、美浦・フリー)は中山
競馬で重賞フエアリーSを含む5勝と、いきなりエンジン全開のハッスルぶ
り。蛯名騎手自身は平成7年12月9日の中山、今年9月19日の中山、そして
この日と三度目の1日5勝。すべて中山というあたりが面白い。
1日5勝以上は武豊騎手が12回、岡部騎手が11回記録している。3回とい
うのは河内騎手と並んで現役3位。
なお、フェアリーSを勝ったタヤスブルームは早田牧場新冠支場の生産馬。
福島県の本家ともいえる早田牧場代表者・早田伝之助氏はこの23日に亡くな
られている。何よりの供養となった。
武豊、メインで年間最多勝を更新
武豊騎手(29歳、栗東・フリー)は12月26日の6回阪神競馬7日目11R(
ラジオたんぱ杯)アドマイヤベガで今年JRA競馬169勝を達成した。これは
平成9年に自身が更新した年間記録168勝をさらに塗り替える大記録である。
メインの重賞レース、それも思い出深いベガの仔で達成できたのだから、喜
びはひとしおだろう。
念願のダービーを勝った。夏にはシーキングザパールで仏のGTをレコー
ド勝ちした。一方、サイレンススズカに乗って故障の悲衰、続いて1着降着
(これもアドマイヤベガ)の憂き目を見るなど、光と影が交錯した年だった。
でも、ラストウイークで、またまた大きなことをやってのけた。夢の年間200
勝は、来るべき年への楽しみとしよう。
多くの人に見守られサイレンスの追悼式
サイレンススズカの追悼式が12月23日、北海道平取町・稲原牧場内に建立
された墓碑の前で執り行われた。
関係者はむろん、全国から多くの人が参列した。特別記帳には1万3000人
余り。サイレンススズカがいかにファンに強く印象づけたかの証明であろう。
馬主・永井啓弐氏、生産者・稲原一美氏、調教師・橋田満氏はファンの熱い
思いに感激、連名でお礼のメッセージを伝えてきた。その文には「こんなに
も多くの皆さんに見守られて法要ができたことを、彼(サイレンススズカ)
はさぞかし喜んでくれていると思います。やっと、たてがみを下ろすことが
できました。やすらかに眠ってください」というようなことがつづられてい
た。
橋田師、関西新の年間重賞10勝
アドマイヤベガが土曜阪神のラジオたんぱ杯3歳Sを勝ったことで、橋田
満調教師は今年の重賞を10勝の大台に乗せた。これは平成6年に大久保正陽
調教師が作った関西調教師年間最多重賞(9勝)を更新するもの。JRA記
録は平成9年に13勝を挙げた藤沢和雄調教師。
橋田師(46歳)は昭和60年3月1日に開業した。平成2年のマイルチャン
ピオンシップをパッシングショットで優勝しているが、今年の競馬が始まる
までは通算重賞6勝だった。サイレンススズカという得がたい馬を失ったが、
代わって3歳でアドマイヤコジーン、アドマイヤベガが出てきた。実り多き
1年といえよう。
日曜阪神2Rで3騎手がケガ
12月27日の6回阪神競馬8日目2R(3歳未勝利)で3騎手が負傷した。
エリモマックス(本田)が4角で故障、騎手落馬で、それを避け切れずス
ペキュレーションの酒井浩騎手が落馬したもの。この事故でエリモマックス
は左中手骨開放骨折で予後不良、本田騎手は左第3腰椎横突起骨折、右踵打
撲と診断された。酒井浩騎手は頭部外傷、腰部打撲。2人は精密検査を受け
るため、関西労災病院へ。
また、プリティペーヤンに騎乗した岸騎手は競走中、芝生が右目に当たっ
て負傷、レース後に診療所で治療を受けた結果、右眼球結膜損傷、この日の
騎乗はできないと診断された。
落馬の江田勇騎手は捻挫で1週間
12月26日の5回中山競馬7日目5R(障害未勝利)で2頭落馬のアクシデ
ントが生じた。しかし、馬にケガはなく、騎手も江田勇騎手が左足関節捻挫
(全治1週間)程度で事なきを得た。
◇出張届……武豊(12月28日〜アメリカ・サンタアニタ競馬場)、千田輝
彦(12月28日〜アメリカ・サンタアニタ競馬場)、藤田伸二(12月28日〜30
日、アメリカ・フロリダ州)
武豊、千田騎手の出張期間は未定、騎乗馬についても分からないが、藤田
騎手は12月29日に騎乗予定。