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更新:1998.12.13


園田の国際競走戦はムルタ優勝

 12月8日(火)の園田競馬場は人気のJRA騎手、なじみのある外国騎手 が地元騎手と腕比べ、大いにわいた。98インターナショナルジョッキークラ ブカップは地元5人(小牧太、岩田、平松、永島、木村)、外国騎手(デザ ーモ、ムルタ、キャシディ)、そしてJRAから武豊、柴田善(騎乗停止の 蛯名に代わって出場)の10人が2つのレース(乗り馬は抽選)でポイントを 争い、総合順位を決めるというもの。阪神のWSJSとよく似たシステムで ある。  8Rのエクセレントステージはデザーモが人気薄のスエヒロボーイで快勝、 2着が武豊、3着キャシディだった。10Rのグロリアステージは1、2番人 気通りで決着がつき、ムルタのサンオーエルシドが武豊、キャシディを1/2、 1/2差押さえて優勝した。  この結果、ムルタ(アイルランド)と武豊が20点で並んだが、10Rの1着 が効いてムルタ優勝、2位が武豊だった。3位はキャシディ。

香港ではペリエが総合優勝

 12月9日(水)には香港ハッピーバレー競馬場で国際騎手チャンピオンシ ップ(合計3レース)が行われている。ここには世界各国から14人(ペリエ、 エデリー、キネーン、モッセ、サンマルタンJr、アスムッセンなど)が集 まった。そして、その主役はやはりオリビエ・ペリエだった。1着、1着、 3着と抜群の成績で他の騎手を寄せつけなかった。ペリエ騎手は約 350万円 の賞金を獲得した。先のWSJSでも優勝しており、まさにペリエ、ペリエ の師走競馬となった。香港のインタビューでも「毎度おおきに」と言ったと か。  なお、日本から参加した横山典弘騎手は9、14、2着で6点。総合4位だ った。「(ハッピーバレーの)形状が小回りで、阪神を小さくしたおむすび 型の変形コースなので難しい。高い騎乗技術が要求される。いい経験をさせ てもらった」と、横山典騎手はコメントした。

4月3日から日曜の重賞前売り

 JRAは、平成11年4月3日(クリスタルC、産経大阪杯でスタート)か ら日曜の平地重賞を前日発売すると発表した。発売時間はGT競走の前日発 売同様、9時から17時まで。ただし、開催競馬場は1R開始時から17時まで。 PATは9時から19時の間になる。  降雪や馬場凍結の恐れがある冬期(1〜3月)はGTのフェブラリーSを 除いて前日発売を行わないことも併せて発表した。  これまで前日発売はGTの20レースに限られていたが、春の中山グランド ジャンプ(GT=障害はこの1レースだけ前日発売)を含め、58競走に膨れ 上がる。

今年の交配頭数1位はエアダブリン

 1998年の交配実績がまとまった。サンデーサイレンス(176頭)、ジェイド ロバリー(165頭)、ダンスインザダーク(162頭)の3頭が160頭を超える種 付けをしたが、何とそれらの上がいたから驚かされる。新種牡馬エアダブリ ン(アロースタッドに繁養)が194頭でトップ。このほか、新種牡馬ではブラ ックタイアフェアーが148頭、フサイチコンコルド135頭、バブルガムフェロ ー128頭、ジェニュイン121頭、マーベラスサンデー111頭、サニーブライアン とエリシオが104頭と人気だった。ナリタブライアンは106頭、ブライアンズ タイムは115頭だが、ラムタラは93頭にとどめた。100頭以上に交配した種牡 馬は29頭いる。

サイレンススズカの追悼式

 天皇賞・秋のレース中に骨折、安楽死処分になったサイレンススズカの追 悼式が12月23日(水)午前11時から、生産牧場の北海道沙流郡平取にある稲 原牧場で行われる。  サイレンススズカ、ナリタブライアンといった希代の名馬が相次いで死亡 した。競馬場でもその死を悼み、記帳、献花などで冥福を祈った。

「ウインズ難波」リニューアル計画

 ウインズ難波の施設老朽化に伴い、JRAとオーナーである南海電気鉄道 鰍ヘ大枠で協議が整い、このたび、その概要が発表された。「未来都市なに わ新都」がミナミのリニューアルのうたい文句である。それに添った工事が 年明けすぐ、約4年かけてウインズを生まれ変わらせる。  リニューアル計画に対する基本的な考え方は、@ファンの入退場が円滑で 安全、A発売所・施設・機能が現在のそれを上回ること、Bウインズ難波の 業務が中断されない、この3点であった。それらを一応クリアできたとの判 断で、工事で使用できなくなる窓口数(70窓口程度)は現在利用していない 窓口を有効利用し、発売券面もGT競走など特別な日を除いて100円単位を予 定しているという。  リニューアル後の施設面積は既存のA・B・C館及び広場を合わせた約20 000uと同じ広さで、ウインズとしての機能は地下3階・ 地上1階となるも よう。

JRAがチーフベアハート購買

 先日のジャパンカップ(4着)に出走したチーフベアハートをJRAが42 0万ドル(約5億5000万円)で購買することになった。同馬は現在カナダにい て、出国のための検査中。日本へは1月中旬に到着予定で、日本軽種牡馬協 会へ寄贈され、2月中旬には静内種馬場に入り、種牡馬生活を送る。  チーフベアハートはチーフズクラウン=アメリアベアハートの仔で6歳。 通算21戦12勝。2400メートルのスペシャリストみたいな存在で、昨年・今年 とカナダの年度代表馬に輝き、昨年はBCターフ勝ちが評価されて北米最優 秀芝馬に選出された。

模擬レース第1戦は高田潤君がV

 騎手課程15期生(菊池健太、二本柳壮、高田潤、佐藤年毅、武英智、北村 宏司、高橋智大、宇田登志夫、白坂聡)9人による模擬レースが12月11日( 金)、中山競馬場で行われた。  何から何まで実際のレースと同じような形を取り、ダート1200メートルを 駆けた。結果は、オモカゲワルツ(牝4)に騎乗の高田潤君が1分14秒9で 1着になった。  模擬レース第2戦は12月19日(土)の中山競馬5日目の昼休み時間に行わ れる。  この9人は順調にいけば、来年3月、晴れてジョッキーの免許を手にする。

12月20日にタイキシャトルがごあいさつ

=GT走ったその後で異例の引退式=  今や世界のタイキシャトルといってよかろうが、そのタイキシャトルは12 月20日にスプリンターズSを走って、最終12R終了後に引退式を行うことに なった。こういう形の引退式は初めて。この引退式を一層盛り上げるために も、スプリンターズSでは貫録を示したいところだ。

北村騎手、通院でリハビリへ

 7月19日の新潟競馬で落馬、一時は予断を許さない状態にあった北村卓也 騎手は順調な回復ぶりをみせ、この11日(金)には草津総合病院を退院した。 今後は滋賀医科大学医学部附属病院(大津市瀬田町月輪町)へ通院しながら、 自宅でリハビリテーションに励む。

土曜中山11Rで7610円の複勝配当

 12月12日の5回中山競馬11R(北総S)で3着に入ったウメノライジン( 田口騎手)の複勝払戻しが7610円をつけた。これは中山での複勝配当レコー ド。同競馬場のこれまでの最高は昭和39年6回中山競馬6日目(12月20日) 1R(アラブ3歳未出走・未勝利)で2着に入ったカツラホープ(嶋田功) の6660円。  ちなみに、中央競馬の複勝配当ナンバーワンは昭和55年1回京都5日目( 1115日)2R(3歳未勝利)で1着になったシルバーシカイナミ(柴田政見 )の1万1680円。単勝式は4万9410円をつけている。

土曜中山で落馬の2人とも軽傷

 12月12日の5回中山競馬で2つの落馬事故が起きた。7Rはグローバルゴ ットに騎乗の郷原騎手が発馬直後につまずいて落馬。馬にケガはなかったが、 郷原騎手は頭部外傷、左前腕挫傷の診断。大事を取ってこの日のあとのレー スは騎乗しなかったが、13日の日曜日は元気な姿を見せた。  9Rは牧原騎手がティキングハートで3角落馬。こちらも馬は無事だが、 牧原騎手は頭部外傷、右足関節捻挫のケガを負った。ただ、全治3日なので、 来週にも騎乗できるだろう。