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<この情報は、JRA提供の資料を競馬ニホンで入力したものです>

2006年12月


2日(土)


 04年JCダート優勝馬タイムパラドックス(牡8歳、栗東・松田博資きゅう舎)が2日付で競走馬登録を抹消される。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬になる予定。通算50戦16勝(JRA32戦10勝)。GIは04年JCダートなど交流含めて5勝。

 米国競馬のラッセル・ベイズ騎手(48)は1日(日本時間2日)、米カリフォルニア州ベイメドウズ競馬場の第4Rで1着となり通算9531勝の世界最多勝記録を樹立した。これまでの記録はラフィット・ピンカイ・ジュニアの9530勝。

 横山典弘騎手は阪神競馬第12Rのリーサムウエポンで勝ち、自身3年連続7回目のJRA年間100勝を達成した。今年は武豊、岩田康誠、藤田伸二、安藤勝己騎手に次いで5人目。

3日(日)


 国内外のトップジョッキー14人(外国人8人、JRA5人、地方1人)が4レースをポイント制で競う第20回ワールドスーパージョッキーズシリーズは2、3日の両日、阪神競馬場で行われ、スボリッチ騎手(独)が43ポイントを獲得し、04年に続き2度目のシリーズ優勝を果たした。岩田康誠騎手(JRA)が41点で2位、ビードマン騎手(豪)が35点で3位だった。

 後藤浩輝騎手は中山競馬第11Rのコスモマーベラスで勝ち、自身2年ぶり3回目のJRA年間100勝を達成した。

 阪神ジュベナイルフィリーズはウオッカがアストンマーチャンを首差とらえてレースレコードの1分33秒1で、阪神新マイルコース初のGIウイナーに輝いた。

4日(月)


 JRAは4日、大阪市北区の関西広報室で記者会見を行い、電話投票における早朝発売(午前7〜9時)を来年1月6日から通年化すること、JRAブリーズアップセールを来年4月23日に初めて阪神競馬場で実施することなどを明らかにした。

6日(水)


 香港ハッピーバレー競馬場(ナイター開催)で行われた「第9回インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」に参戦した武豊騎手は12ポイントで12人中総合4位。同大会は3戦の着順によるポイント制で、同騎手は4,4,2着。優勝は14ポイントを獲得したペリエ騎手(仏)。

 血管肉腫(全身の筋肉に転移する悪性腫瘍)を発症し、美浦トレセンの競走馬診療所で入院加療中だったヒシアトラス(牡6歳、美浦・中野隆良きゅう舎)は6日、回復の見込みがないことから安楽死処分が取られた。通算成績は36戦10勝(うち重賞3勝、地方2戦0勝)。

7日(木)


 有馬記念ファン投票の最終集計結果がJRAから発表された。1位は11万9940票を獲得したディープインパクト、2位はダイワメジャー、3位はメイショウサムソンだった。

9(土)


 15歳7ヵ月の高知競馬所属・オースミレパード(牡)が、同競馬に出走し(4着)、サラブレッド出走最高齢記録を更新した。従来の記録は、’37年に牝馬として初めて日本ダービーに優勝したヒサトモの15歳6ヵ月。

10日(日)


 朝日杯フューチュリティステークスは、ドリームジャーニーが直線一気の差し切りで2歳王者に輝いた。ステイゴールド産駒は初のGI制覇。池江泰寿調教師は初重賞制覇がGI勝ち、蛯名正義騎手は4年ぶりのGI勝利。

 上村洋行騎手は阪神競馬第6Rのリッターヴォルトで勝ち、JRA通算400勝を達成した。

 6日に香港ハッピーバレー競馬場で行われた「インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ」第3戦(第7R)での落馬事故に関し、香港ジョッキークラブは、武豊騎手に対して25日〜1月17日(香港競馬開催日6日間)の騎乗停止処分を下した。

 香港のシャティン競馬場で行われた香港国際競走のGI4レースに、日本から7頭が出走した。メーンの香港カップ(2000b)のアドマイヤムーンは短頭差の2着、ディアデラノビアは7着、優勝は本年凱旋門賞2着馬プライド(仏)。香港マイル(1600b)のダンスインザムードは12着、香港スプリント(1200b)のシーイズトウショウは10着、メイショウボーラーは競走中止、香港ヴァーズ(2400b)のソングオヴウインドは4着、アドマイヤメインは8着だった。

11日(月)


 朝日杯フューチュリティステークスで3着に敗れたオースミダイドウ(牡2歳、栗東・中尾正きゅう舎)が、左トウ骨遠位端骨折を発症していたことが判明した。全治期間は未定。

12日(火)


 10日、香港マイルで12着に敗れたダンスインザムード(牝5歳、美浦・藤沢和雄きゅう舎)の現役引退が、正式に決まった。通算成績は25戦6勝(うち海外4戦1勝)。重賞4勝(GIは04年桜花賞、今年のヴィクトリアマイル)。引退後は北海道千歳の社台ファームで繁殖生活に入る。

13日(水)


 JRAは香港での6日のレースで不注意騎乗(斜行)をしたとして、武豊騎手に25日から来年1月17日まで騎乗停止処分を科すと発表した。香港ジョッキークラブ裁決委員の決定に基づいたもの。

 交流GIの全日本2歳優駿(川崎競馬場、ダート1600b、14頭)は、船橋所属のフリオーソが直線抜け出して砂の2歳王者に輝いた。

 元農林(現農水)事務次官、元日本中央競馬会理事長の清井正氏が病気のため死去した。96歳。

14日(木)


 北海道帯広市の砂川市長は14日の市議会で、本年度での廃止が事実上決まっていたばんえい競馬を来年度以降も存続させることを表明した。ソフトバンクグループの支援を得て、帯広市単独開催の方針が決定した。

15日(金)


 午前8時過ぎ、JRA美浦トレセンできゅう務員の和田清(63)が落馬、馬に踏まれ出血多量で約4時間半後に死亡した。

16日(土)


 来年3月のデビューを目指す競馬学校騎手課程23期生の模擬レース(ダート1800b、8頭)が中山競馬の昼休みに行われ、タマモスオードに騎乗した丸田恭介君が快勝した。

17日(日)


 第1回阪神カップは、フサイチリシャールが好位追走からゴール前で抜け出して快勝した。昨年の朝日杯FSを制して以来、1年ぶりの勝利で初代チャンピオンに輝いた。

 大西直宏騎手(45)=美浦・フリー=がフェアリーSのコスモチーキー(16着)の騎乗を最後に引退、全レース終了後にウィナーズサークルで引退式が行われた。蛯名正義騎手から花束を贈られ、騎手仲間から胴上げされて26年間の騎手生活に別れを告げた。JRA通算6620戦521勝(うち重賞12勝)。今後は、千葉県のジャパン・ホース・アカデミーで後進の指導にあたる。

 JRAは17日を「JRAサンクスデー(ファン感謝デー)」とし、中山、阪神、中京競馬場の入場料(200円)を無料にする。また、JRA卓上カレンダーを来場ファンにプレゼントする(先着順、中山6万部・阪神3万部・中京3万4千部)。

18日(月)


 大井競馬所属の内田博幸騎手は浦和競馬第11Rのトーセンマンボで勝ち、中央・地方合計で年間506勝の日本新記録を達成した。従来の記録は、’66年に佐々木竹見騎手(川崎)が記録した505勝。内田騎手は今年、地方で445勝、中央で61勝を挙げている。

 兵庫県競馬組合は、今月6日の園田競馬第8Rで1着となったロゴス(牡5歳)=兵庫・中塚猛きゅう舎=から禁止薬物のカフェインの陽性反応が出たと発表した。同組合は既に容疑者不詳のまま、競馬法違反容疑で尼崎東署に告発。ロゴスは失格処分とし、6日から30日間の出走停止を決めた。

20日(水)


石橋守騎手が’06年度内閣総理大臣杯・日本プロスポーツ大賞の功労賞を、鮫島良太騎手が同新人賞を、それぞれ受賞し表彰式が都内のホテルで行われた。

 松山吉三郎元調教師が、病気のため死去した。89歳。通算成績9157戦1358勝は師匠の尾形藤吉氏に次ぐ歴代2位。重賞は55勝。92年にはスポーツ功労賞の文部大臣顕彰を受賞し、引退後の04年にはJRAの調教師部門の顕彰者にも選出された。

21日(木)


 年内で現役引退を表明していたダンスインザムード(牝5歳、美浦・藤沢和雄きゅう舎)が21日、競走馬登録を抹消した。

22日(金)


 JRAは22日、藤田伸二騎手(34・栗東)を裁定委員会の議定があるまで騎乗停止処分にすると発表した。同騎手が21日午前1時半ごろ、滋賀県栗東市内の飲食店で仕事関係者と酒を飲んでいた際に、男性従業員の接客態度に腹を立て、平手で右ほおを1回殴った疑い。事情聴取した滋賀県警草津署は暴行容疑で書類送検する方針。

23日(土)


 中舘英二騎手は中京競馬第3Rのフォワードダンサーで勝ち、自身3回目のJRA年間100勝を達成した。年間100勝は今年7人目。

 岩田康誠騎手は阪神競馬第11Rのマイネルソリスト(4着)に騎乗し、JRA年間最多騎乗記録となる941回を達成した。従来の記録は、’04年柴田義臣騎手の940回。

 西塚十勝元調教師が病気のため死去した。94歳。JRA通算成績は5514戦510勝。

 中山大障害(J・GI)はマルカラスカルが逃げ切り、重賞初制覇を飾った。

24日(日)


 有馬記念は、単勝1.2倍と圧倒的な支持を受けたディープインパクトが最後の直線で一気に他馬を突き放し快勝、引退レースで有終の美を飾り、史上最多に並ぶGI7勝を達成した。2着はポップロック、3着はダイワメジャー。武豊騎手はこのレース2勝目、池江泰郎調教師も2勝目。最終レース終了後、本馬場で引退式が行われ、ディープインパクトは武豊騎手を背に最後の雄姿を披露、場内にとどまった多くのファンに別れを告げた。

 今年の菊花賞を制し、10日の香港で行われた香港ヴァーズで4着に敗れたソングオブウインド(牡3歳、栗東・浅見秀一きゅう舎)が右前浅屈けん炎を発症していることが判明した。

 24日に全日程を終了したJRAの総売上げは、2兆8233億944万2000円で前年比97.5%、総入場人員750万8297人で同92.5%。総売り上げのマイナスは9年連続。

 2006年度のJRAリーディングジョッキーは178勝の武豊騎手が5年連続16回目、リーディングトレーナーは55勝の藤沢和雄調教師が2年ぶり12回目のリーディング。

 関西競馬記者クラブは、競馬人気を支え常に新聞報道の中心であり、凱旋門賞での残念な失格はあったものの、天皇賞(春)、宝塚記念、JC、有馬記念で見せた歴史的強さに敬意を表して同記者クラブ賞をディープインパクトに贈ることを決めた。同賞の2年連続受賞は初。また、関西テレビ放送賞は、年間最多勝利(178勝)を挙げた武豊騎手、関西放送記者クラブ賞(関西所属新人賞)は、14勝を挙げた北村友一騎手、中京競馬記者クラブ賞は、ファルコンS、セントウルS、CBC賞の3重賞を制した池添謙一騎手に決まった。

25日(月)


 東京競馬記者クラブは25日、総会を開き、本年度同記者クラブ賞に、天皇賞(秋)、マイルCSとGIを2連勝、有馬記念でも3着に健闘し、関東の競馬サークルに活気を与えたダイワメジャーを選出した。

 ディープインパクトは中山競馬場を退きゅうし、種牡馬生活を送る社台スタリオンステーション(北海道・安平町)に向けて出発した。

 民放競馬記者クラブも25日、総会を開き、(1) 年にデビューした関東の中では最多の12勝をマークしたこと (2) 騎乗停止が無かったことなどを総合的に考慮し、的場勇人騎手に贈ることを決めた。