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<この情報は、JRA提供の資料を競馬ニホンで入力したものです>


1997年1月


1/5(日)

 97年中央競馬が東西の両金杯でスタートを切った。中山金杯はベストタイ アップが直線鋭い伸び脚で快勝、2連覇を飾った。中山金杯の売り上げは、 前年を約5億円上回る146億5989万9200円のレコードとなった。入場人員の1 4万2373人も中山競馬場での金杯レコード。  京都金杯は皐月賞馬イシノサンデーが貫録勝ちを収めた。京都金杯も売り 上げ、入場人員とも前年を大幅に上回った。  96年度東京競馬記者クラブ賞の表彰式が中山競馬の昼休みに行われた。記 者クラブ賞はサクラローレルでの天皇賞(春)、有馬記念のGI勝ちをはじ め、年間重賞9賞を挙げた境勝太郎調教師に、JRAの全10場重賞制覇の安 田富男騎手と最長寿記録を更新して昨年7月に死亡した5冠馬シンザンおよ び生産者・谷川牧場に特別賞が贈られた。

1/6(月)

 平安Sはシンコウウインディとトーヨーシアトルが1着同着の接戦だった。 重賞レースの1着同着は88年の阪神大賞典(タマモクロスとダイナカーペン ター)以来9年ぶり6回目。  安田富騎手は中山競馬2Rのアイノパプラールで勝ち、68年デビュー以来 通算700勝を達成した。現役12人目。また、蝦名正義騎手は中山競馬4Rのス リーチケットで勝ち、87年デビュー以来通算500勝をマークした。

1/7(火)

 京成杯(外)スピードワールドが2着に6馬身差、1分36秒3(1600メー トル)の好タイムで重賞初制覇した。  牧原騎手は中山4Rのアイランドハヤトで1着となり、女性騎手として最 速で通算10勝目をあげた。

1/10(金)

 1996年度JRA賞馬事文化賞選考委員会が東京・港区虎ノ門のJRA城山 事務所で開かれ、馬事文化財団発行の「馬の叢書全10巻」(監修・江上波夫、 木下順二、児玉幸多の各氏)と、岩手県競馬組合が実施した「馬の彫刻コン クール及び受賞作品の盛岡競馬場内展示」が選ばれた。

1/11(土)

 3月デビュー予定の競馬学校騎手課程3年生(13期生)13人による模擬レ ース(ダート1800メートル)が中山競馬場で昼休みに行われ、フサイチスト ームに騎乗した武士沢君が直線一気に差し切り1着となった。  二分調教師は京都競馬4Rのマチカネコンチキチが1着となり、通算600勝 を達成した。

1/13(月)

 96年度JRA賞競走馬部門の選考委員会が開かれ、天皇賞(春)、有馬記 念を制したサクラローレルが年度代表馬に選ばれた。また、調教師、騎手部 門では、藤沢調教師が最多勝利、最高勝率、最多賞金、優秀技術調教師の4 部門を独占、騎手では武豊騎手が最多勝利、最多賞金、岡部騎手が最高勝率 でトップだった。

1/14(火)

 地方競馬の高知競馬第2R(アラブ系4歳戦、9頭立て)で枠連複の配当 が史上最高の25万8840円の超大穴が飛び出した。5番人気のタカマルルーシ ーが勝ち、2着に単勝票数が1枚も売れていないシルクバインが入り、1-6 は29通り中、最も人気がなく、発売票数7万146票中、的中わずか20票だった。

1/15(水)

 的場騎手は中山競馬4Rのストロングカーソンで1着となり、75年デビュ ー以来、通算1200勝を達成した。JRA史上9人目、現役では5人目。

1/16(木)

 岡部騎手は関東信越国税局の税務調査を受け、95年までの3年間で約1億 円の所得漏れを指摘され、すでに修正申告したが、追徴税額は過小申告加算 税を含め約5500万円。  JRAは、競馬法で禁じられている馬主の名義貸しをしたとして、大井山 栄治氏の馬主登録取り消し、同オーナーの馬(アンダーオーカン、リスクト レンディー、リスクキャッスル)を管理していた武宏平調教師は1月17日か ら5か月、島崎広調教師は同3か月の調教停止処分を発表した。  アジア競馬会議の招待レースに参加のため南アフリカに遠征した田中勝春 騎手は、ヨハネスブルグ郊外のニューマーケット競馬場で南アフリカARC 国際ジョッキー招待競走に出場して5着、地方競馬(中津)代表の有馬騎手 は8着だった。また、20日にゴスフォースパーク競馬場で行われた2戦目で は、田中騎手が2着に健闘、有馬騎手は7着。

1/19(日)

 日経新春杯は断然人気の牝馬メジロランバダが直線豪快に伸びて破竹の4 連勝で重賞初制覇を飾った。  地方競馬の女性ジョッキーとして初めて中央に参戦した北海道営所属の佐 々木明美騎手は中山競馬9Rの呉竹賞で道営所属のシルバーハイツに騎乗し て6着だった。

1/20(月)

 JRAは東京・虎ノ門の城山事務所で定例記者会見を開き、平成13年に新潟 競馬場に日本初の直線1000メートルコースが誕生することを明らかにした。 また、続行競馬、代替競馬の施行方法については、いずれも原則として出馬 投票はやり直し、発売した勝馬投票券は買い戻す、小倉競馬場の全面改装、 京都競馬場のスタンド改築に着工することなども発表された。 地方競馬の表彰制度である「NARグランプリ’96」の受賞馬、受賞者が 地方競馬全国協会(NAR)から発表され、地方競馬の交流レースで7戦全勝の 好成績を収めたホクトベガが特別表彰馬に選ばれた。

1/22(水)

 JRAは関西地方を襲った大雪による栗東トレセンの調教不能や馬輸送の 交通事情を考慮して、25日の1回小倉競馬初日を中止、代替競馬を27日(月) に行うことを決めた。開催日の雪による中止はあるが、調教マヒによる中止 は史上初めて。 JRAは95年の宝塚記念を制したダンツシアトル(牡8歳)を1億円で購 買した。種牡馬として日本軽種馬協会に寄贈、鹿児島の九州種馬場で繋養さ れる。 横山典騎手ら有力ジョッキー4人が関東信越国税局の税務調査を受け、95 年までの3年間で総額約2億2000万円の個人所得の申告漏れを指摘され、修 正申告に応じた。申告漏れを指摘されたのは横山典騎手(申告漏れ額約6900 万円)、柴田善騎手(同約5800万円)、的場騎手(同約5000万円)、田中勝 騎手(同約5000万円)、追徴税額は横山典騎手が過少申告加算税を含め約38 00万円で、ほかの3人もそれぞれ2千数百万円とみられる。

1/23(木)

 96年の秋華賞を制し、ジャパンCで2着に健闘したファビラスラフインが、 右第1趾骨を骨折していることが判明した。全治3カ月。

1/24(金)

 小林稔調教師は、長年にわたってプロスポーツ界の振興、発展に貢献した スポーツ功労者として、プロ野球の藤田元司・元巨人軍監督ら4人とともに 文部省から表彰されることになった。

1/27(月)

 96年度JRA賞授賞式が東京・港区の東京全日空ホテルで行われた。年度 代表馬に選ばれたサクラローレルをはじめ、各部門の最優秀馬の関係者、年 間最多勝記録を更新し5年連続リーディングジョッキーに輝いた武豊騎手、 2年連続50勝を突破し、4部門を独占した藤沢調教師、さらに馬事文化賞の 『馬の文化叢書全10巻』、岩手県競馬組合が実施した『馬の彫刻コンクール 及び受賞作品の盛岡競馬場場内展示』の関係者らが受賞した。 中央から公営・船橋に移籍した94年のジャパンC優勝馬マーベラスクラウ ン(せん馬8歳)は船橋競馬場で行われた報知グランプリカップに出走した が、レース中に左前脚の繋靭帯不全断裂を発症、競走生命を絶たれた。引退 後は乗馬として余生を送る。

1/30(木)

 朝日杯3歳Sで1番人気に支持されたクリスザブレイヴは、左第3手根骨 々折が判明、全治6か月と診断され、春のクラシック出走は絶望となった。