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<この情報は、JRA提供の資料を競馬ニホンで入力したものです>


1996年1月


1月5日(金)

 96年中央競馬がスタートを切った。昭和54年以来、17年ぶりに東京競馬場 での開幕とあってファンの出足も上々、12万8500名、昨年(中山)比21.7% 増の入場者だった。中山金杯と改称されたメインレースは、1番人気ベスト タイアップが幸先よい勝ち名乗りを挙げたが、1日の総売り上げでは284億7 249万9400円で昨年比99.3%だった。一方、京都も昨年比102%の9万5962名 のファンで賑わい、186億9141万2200円(109.2%)の売り上げをマークした。  95年度東京競馬記者クラブ賞が藤沢和雄調教師に贈られることになり、こ の日お昼休みに東京競馬場で表彰式が行われた。また、民放競馬記者クラブ 賞は西田雄一郎騎手が受賞した。さらに、京都競馬場では関西競馬記者クラ ブ賞が田原成貴騎手に、関西放送記者クラブ賞は野元昭嘉騎手にそれぞれ贈 られた。

1月7日(日)

 昨年秋の天皇賞馬サクラチトセオー(牡7歳・境勝太郎厩舎)の引退式が 東京競馬3日目の昼休みに行われた。2月いっぱいで引退予定の小島太騎手 が鞍上、ファンに少しでも近くで見てほしい配慮からか、直線は大外にコー スを取り、天皇賞の時を思わせる力強いフットワークで豪快に駆け抜けた。

1月8日(月)

 95年度JRA賞競走馬部門の選考委員会が開かれ、年度代表馬に菊花賞、 有馬記念を制したマヤノトップガン(坂口正大厩舎)が選出された。     また、宝塚記念で不慮の死を遂げたライスシャワーに特別賞を贈ることを 決定した。

1月11日(木)

 95年度JRA賞馬事文化賞の選考委員会が開かれ佐藤正人氏のエッセー「 蹄の音に誘われて」と、椎名誠氏が監督した映画「白い馬」の2作品の受賞 が決定した。  日本軽種馬協会は、日本サラブレッドの最長寿記録を更新した五冠馬シン ザン(牡36歳)に対し、長寿記録表彰状と記念品を贈って表彰した。

1月13日(土)

 競馬学校騎手課程第12期生が、東京競馬4日目の昼休みに模擬レースを行 った。双子の弟・柴田未崎君騎乗のガーランド(牝5歳)が直線抜け出し優 勝、高橋亮君のマチカネベンケイが2着だった。また、福永祐一君騎乗のト ークウイズミーは10着だった。  布施正調教師は、1回京都4日目第5R、バンブーナポレオネで勝ち、昭 和27年の初出走以来、通算800勝を達成した。史上23人目、現役5人目。  

1月16日(火)

 新春定例記者会見が東京港区の城山事務所で行われた。席上、京谷昭夫理 事長は、ファンの安全対策を強化する方策として本部内に安全対策部設置の 構想を明らかにした。  地方競馬全国協会は95年度のNAR表彰馬を発表した。年度代表馬には中 央のGU報知杯4歳牝馬特別を制し、4歳牝馬三冠レースに皆勤したライデ ンリーダー(笠松・荒川厩舎)を選出、また、帝王賞など交流重賞で3勝を 挙げた中央馬ライブリマウントに特別賞を贈ることを決定した。

1月17日〜18日(水〜木)

 95年度厩舎関係者表彰が、美浦(17日)、栗東(18日)両トレセンで行わ れた。最多勝利、最多賞金獲得の藤沢和雄調教師以下、優秀な成績を収めた 調教師、騎手、調教助手、厩務員が表彰された。

1月20日(土)

 第1回東京競馬7日目は雪の影響で第1Rの発走が1時間遅れの11時に変 更されたほか、第5Rの障害未勝利戦が中止、芝の新馬戦、特別戦がダート に変更された。  栗東所属の田所秀雄調教師(73歳)がこの日で勇退、管理馬のうち13頭が 長男の田所秀孝厩舎に移籍した。

1月22日(月)

 95年度JRA賞の授賞式が東京港区の全日空ホテルで行われた。年度代表 馬マヤノトップガンのオーナー田所祐氏、田原成貴騎手、特別賞受賞のライ スシャワーのオーナー夫人、栗林育子さんなど関係者多数が集まり、また、 馬事文化賞受賞の佐藤正人氏、椎名誠氏も出席して、京谷昭夫理事長から表 彰状とトロフィーを贈られた。

1月23日(火)

 境勝太郎調教師が、文部省のスポーツ功労者表彰を受けることに決まった。 文部省がこの日プロスポーツ関係の「スポーツ功労者」6人を発表したが、 元横綱の大鵬、柏戸らとともに、境勝太郎調教師と川崎競馬所属の井上宥蔵 調教師が表彰されることになった。

1月24日(水)

 川崎競馬場で行われた交流重賞競走の川崎記念に出走した中央馬ホクトベ ガ(牝7歳・中野隆良厩舎)がライフアサヒ、ライブリマウントに5馬身差 をつけて圧勝した。ホクトベガは昨年6月に18馬身差の大勝を記録したエン プレス杯に続き交流重賞2連勝。昨年のダート最強馬ライブリマウントは3 着だった。

1月25日(木)

 大井競馬場の倉内厩舎所属、未出走の4歳牝馬スーパーオトメが同厩舎の 洗い場から逃げ出し、同競馬場近くの首都高速道路平和島インターから高速 道路に入った。約3km突っ走って、空港西出口を下りた付近でようやく捕 まった。

1月28日(日)

 短期免許で活躍中のO・ペリエ騎手が京都牝馬特別(GV)をショウリノ メガミで制したのをはじめ、この日3勝を挙げて、東西を通じてのリーディ ング首位に立った。外国人騎手が一時的にせよ、トップに立ったのは史上初 めて。なお、同騎手は2月18日まで4週にわたって首位を走り続けた。  昨年の桜花賞ワンダーパヒューム(牝5歳・領家厩舎)は京都牝馬特別の レース中、左前足を骨折して競走中止、安楽死処分となった。

1月29日(月)

 京谷理事長は大阪北区の関西広報室で行われた定例記者会見で「国際化を 推し進める施策の一環として、阪神競馬場に国際厩舎を設置する」と発表し た。これによって平成9年度には、検疫施設の整備を待って阪神競馬場でも 国際競走が実施できることになる。